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不動産買取・売却のチラシは信用できる?業者がチラシを配る理由と確認するべき注意点を解説

この記事で解決できるお悩み
  • 不動産買取のチラシは信用できるのか知りたい
  • チラシが頻繁に配られる理由を知りたい
  • 注意するべきチラシの表現を知りたい

「買取価格保証」「高額買取実施中」「このエリア限定で高価買取」

このような不動産買取のチラシが、頻繁にポストへ投函されていないだろうか。

結論からいえば、不動産買取のチラシはすべてが嘘とは限らない。しかし、チラシの文言だけを信じて1社に相談・売却を決めるのは危険だ。

特に「高価買取」「相場より高く買います」「すでに買主がいます」といった表現は、問い合わせを増やすための営業文句として使われている場合がある。

一方で、会社名・所在地・宅建業免許番号・買取条件などが明確で、査定額の根拠を説明してくれる業者なら、相談先の候補になることもある。

本記事では、不動産買取のチラシが信用できるのか、チラシが配られる理由、注意すべき表現、チラシ以外で買取業者を探す方法を解説する。

読み終えるころには、チラシを見たときに「問い合わせてもよいか」「まず比較したほうがよいか」を判断しやすくなるはずだ。

\不動産査定サイト認知度・使ってみたいサイトNo.1

※2025年9月19日-23日「サイト評価に関する調査」より

目次

不動産買取のチラシは嘘?まず確認したい2つの種類

ポストに投函される「査定無料」「即日現金化」「高価買取」といった不動産買取のチラシは、本当に信用できるのだろうか。

結論として、チラシの信頼性は「何を目的にしたチラシか」によって変わる。

不動産チラシには、大きく分けて「買主向けの物件広告」と「売主向けの募集チラシ」がある。この違いを知らないと、同じ不動産チラシでも規制の強さや確認すべきポイントを見誤りやすい。

不動産チラシは「買主向け広告」と「売主向け募集」に分かれる

不動産のチラシは、大きく以下の2種類に分けられる。

  • 買主向けの物件広告
    • すでに売り出している物件を、買いたい人へ紹介するチラシ
  • 売主向けの募集チラシ
    • 「不動産を買取ります」という形で、売却希望者を探すチラシ

買主向けの物件広告は、売り出し中のマンション・戸建て・土地などについて、価格・所在地・面積・交通条件などを記載するものだ。

一方、売主向けの募集チラシは「このエリアの不動産を買取ります」「相続した空き家を売却しませんか」といった内容で、物件を売りたい人からの問い合わせを集めるために配布される。

どちらも不動産会社の営業活動だが、読者が確認すべきポイントは大きく異なる。

買主向けの物件広告は表示ルールが細かい

買主向けの物件広告(売り出し物件を紹介するチラシ)は、宅地建物取引業法や景品表示法、不動産の表示に関する公正競争規約などのルールを踏まえて作成される。

宅地建物取引業法第32条では、宅建業者が広告を出す際、物件の所在・規模・形質・環境・交通の利便・代金などについて、著しく事実と異なる表示や、実際より著しく有利・優良だと誤認させる表示を禁止している。

例えば、次のような表示は問題になりやすい。

  • 実際には取引できない物件を掲載し続ける
  • リフォーム済みと書きながら、実施時期や内容を明示しない
  • 駅までの距離や徒歩分数を実際より短く見せる
  • 費用や条件を小さく書き、読者に誤解を与える

もちろん、ルールがあるからといって、すべての物件広告が完全に正しいとは限らない。

しかし、買主向けの物件広告は、物件情報・価格・取引条件が具体的に示されるため、誤りがあれば確認しやすい。行政処分や業界団体による指導の対象にもなり得るため、売主向けの募集チラシよりはチェックしやすいといえる。

売主向けの募集チラシは条件が曖昧になりやすい

一方、「物件を買取ります」という売主向けの募集チラシは、特定の売出物件を広告するものではなく、売却希望者からの問い合わせを集める目的で配布される。

そのため、買主向けの物件広告のように、所在地・面積・販売価格などを細かく確認できない場合が多い。

ただし、「売主向けチラシなら何を書いてもよい」というわけではない。景品表示法では、サービスの内容や取引条件について、一般消費者に著しく有利・優良だと誤認させる表示が規制されている。

以下のような表現は、実際の条件を必ず確認したい。

  • 「高価買取」「相場より高く買います」など、根拠が書かれていない表現
  • 「○○町限定で買取強化中」など、限定理由が不明な表現
  • 「今だけ○○万円上乗せ」など、適用条件が小さく書かれているキャンペーン
  • 「すでに購入希望者がいます」など、買主の実在を確認しにくい表現

売主向けの募集チラシは、内容どおりの価格で買い取ってもらえるとは限らない。問い合わせる場合は、チラシの文言ではなく、査定額の根拠・買取条件・会社情報を確認することが重要だ。

結論:買取チラシは「問い合わせ前の確認」が重要

不動産買取のチラシを見たときは、まず以下のように整理すると判断しやすい。

  • 買主向けの物件広告
    • 表示ルールが細かく、具体的な物件情報を確認しやすい
  • 売主向けの募集チラシ
    • 問い合わせ獲得が目的のため、価格や条件の根拠を確認する必要がある

「買取します」というタイプのチラシは、あくまで売却希望者を集めるための営業ツールだ。

大手不動産会社や地域で実績のある会社が配布している場合、相談先の候補になることはある。しかし、見たことのない会社名、極端な高額表現、適用条件が小さい文字で書かれているチラシは慎重に見たほうがよい。

不動産を売るか迷っている段階なら、1社だけで判断せず、複数の業者に査定を依頼して比較しよう。

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※2025年9月19日-23日「サイト評価に関する調査」より

不動産買取のチラシが配られる理由とは?

不動産買取のチラシは、なぜ同じ地域に何度も配られるのだろうか。

多くの場合、目的は「売却を検討している所有者を早く見つけること」だ。ここでは、業者がチラシを配布する主な理由を見ていこう。

エリア内で売却を考えている人を見つけるため

不動産買取業者がチラシを配布するもっとも一般的な理由は、売却希望者を見つけるためだ。

不動産は、所有者が「売ろう」と思ってから業者を探すまで時間がかかることがある。そこで業者は、チラシを配布して「売却を考えるきっかけ」を作ろうとする。

特に以下のようなエリアには、チラシが投函されやすい。

  • 新築マンションや新築戸建てが増えているエリア
  • 築年数の経過した住宅が多いエリア
  • 相続や住み替えの需要が発生しやすい住宅地
  • 空き家や管理されていない住宅が目立つエリア

チラシ配布自体は、不動産業界で一般的な営業手法のひとつだ。

ただし、問い合わせを増やすために強い表現が使われることもある。チラシを見て相談する場合でも、1社だけで決めず、他社の査定額や対応と比べることが大切だ。

空き家や相続物件の所有者へアプローチするため

不動産買取業者は、空き家や相続物件の所有者にアプローチする目的でもチラシを活用する。

空き家は、固定資産税、管理、近隣トラブル、老朽化などの負担があるため、所有者が売却を検討しやすい。不動産会社にとっても、再販・リフォーム・土地活用などの事業につなげられる可能性がある。

また、不動産業者は登記事項証明書や登記情報などから、物件の所有者情報を確認できる。そのため、空き家に見える物件や相続が発生していそうな物件へチラシや郵送物を送るケースがある。

ただし、空き家や相続物件は「早く手放したい」という心理が働きやすい。急いでいるほど、安い価格を提示されても受け入れてしまいやすいため、必ず複数社に査定を依頼しよう。

買取は仲介より収益機会が大きい場合があるため

不動産業者が買取チラシを積極的に配る背景には、買取の収益構造もある。

通常の仲介販売では、売主から売却を依頼され、買主を探して成約した場合に仲介手数料を得る。800万円を超える通常の売買では、売主側から受け取れる仲介手数料の上限は「売買価格×3%+6万円+消費税」で計算される。

例えば、2,000万円の物件を仲介で売却した場合、売主側から受け取れる仲介手数料の上限は72.6万円(税込)だ。

一方で買取の場合、不動産会社は物件を直接買い取り、リフォーム費用・販売費用・利益を見込んだうえで再販売する。再販がうまくいけば、仲介手数料より大きな利益につながることがある。

売主側から見ると、買取は早く売れる一方で、仲介で売るより価格が低くなりやすい。スピードを優先するのか、価格を優先するのかを決めたうえで、買取と仲介の両方を比較するとよい。

「自分の物件が売れるかも」と思ってもらうため

「このエリア限定で高価買取中」「○○駅周辺の物件を探しています」といった表現のチラシもよく見られる。

これは、物件の所有者に「自分の家も売れるかもしれない」と感じてもらうための表現だ。

特に、築年数が古い物件、空き家、立地条件が良くない物件では、所有者が「仲介では売れないかもしれない」と不安に感じていることがある。

そこに「買取強化中」と書かれたチラシが届くと、問い合わせのきっかけになりやすい。

ただし、チラシの表現だけで「高く売れる」と判断するのは避けよう。実際の買取価格は、立地・築年数・建物状態・再販のしやすさ・法規制などを確認したうえで決まる。

他社との差別化を目的に、問い合わせを増やすため

地域内で存在感を高めたい業者や、新しく不動産買取に力を入れたい業者は、チラシで積極的にアピールすることがある。

「どんな物件でも買取ります」「高価買取保証」「即日対応」などの強い文言は、他社との差別化を狙ったものだ。

しかし、強い表現ほど、適用条件を確認する必要がある。例えば「どんな物件でも」と書かれていても、再建築不可、共有持分、老朽化、残置物ありなどの条件によっては査定額が大きく下がることがある。

チラシの派手さよりも、会社情報、査定額の根拠、契約条件、担当者の説明のわかりやすさを重視しよう。

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※2025年9月19日-23日「サイト評価に関する調査」より

よくチラシを配る業者に買取相談するとどうなる?

不動産買取のチラシを頻繁に目にすると、「実際に相談したら本当に買い取ってくれるのか」と気になるはずだ。

相談自体は問題ないが、チラシに書かれた内容と実際の提案が同じとは限らない。ここでは、チラシを配る業者に相談したときの流れ、メリット、注意点を整理する。

「買取」と書かれていても提案内容は3パターンある

チラシに「買取」と書かれていても、実際に相談すると次のいずれかを提案されることがある。

  • 直接買取
    • 不動産会社が買主となり、物件を直接買い取る
  • 仲介売却
    • 不動産会社が買主を探し、成約時に仲介手数料が発生する
  • 買取保証
    • 一定期間は仲介で売り、売れなかった場合に事前に決めた価格で買い取る

「買取」と聞くと、すぐに不動産会社が現金で買い取るイメージを持つかもしれない。しかし実際には、仲介や買取保証を提案されるケースもある。

相談時には、「直接買取なのか」「仲介なのか」「買取保証なのか」を最初に確認しておこう。

チラシを配る業者に買取相談する2つのメリット

チラシを配布している業者に相談することには、次のようなメリットもある。

エリアの物件相場を把握している可能性がある

地域密着型の不動産会社や、そのエリアで継続的に営業している会社なら、周辺の取引事例や購入需要を把握している可能性がある。

特に、地域特有の事情や、地元の買主ニーズを知っている業者であれば、大手では見落としやすい評価ポイントを説明してくれることもある。

ただし、エリアに詳しいかどうかはチラシだけでは判断できない。過去の取引実績、査定額の根拠、担当者の説明を確認しよう。

早く現金化できる可能性がある

直接買取に対応している業者であれば、仲介で買主を探すよりも早く売却できる可能性がある。

相続、住み替え、住宅ローンの返済、遠方の空き家管理など、早く手放したい事情がある場合は、買取のスピードが役立つこともある。

ただし、早さを優先すると価格は低くなりやすい。急ぎの場合でも、最低限2〜3社の査定額と条件を比較してから判断しよう。

チラシを配る業者に買取相談する3つのデメリット

一方で、チラシを見て買取相談する場合は、次のデメリットにも注意したい。

最初の査定額から大きく下がることがある

買取チラシで注意したいのが、根拠の薄い高額査定だ。

例えば、最初は「4,000万円前後で買取可能」と伝えられても、現地確認後に「築年数が古い」「屋根の状態が悪い」「再販時にリフォーム費用がかかる」などの理由で、3,500万円、3,200万円と下がることがある。

もちろん、現地確認によって査定額が変わること自体は珍しくない。問題は、最初から問い合わせを得るために高めの金額を提示している場合だ。

査定額を提示されたら、「どの取引事例を参考にしたのか」「再販時の費用をどのように見込んだのか」「減額される可能性がある条件は何か」を確認しよう。

買取保証の価格が低めに設定されることがある

買取保証とは、一定期間は仲介で売却を試み、売れなかった場合に不動産会社が事前に決めた金額で買い取る仕組みだ。

「売れ残っても買い取ってもらえる」という安心感はあるが、保証される買取価格は、仲介で売れる見込み価格より低めに設定されることが多い。

また、仲介期間中の売出価格や販売活動が弱ければ、結局は低い保証価格で売る流れになってしまう可能性もある。

買取保証を提案されたら、保証価格、仲介期間、販売活動の内容、途中解約の条件を必ず確認しよう。

チラシの内容と実際の条件が違うことがある

一部の買取チラシでは、以下のように、読者が期待しやすい表現が使われることがある。

  • 「○○エリア限定で買取強化中」と書かれているが、具体的な理由が説明されていない
  • 「買主候補がいます」と書かれているが、どのような買主か説明できない
  • 「相場より高く買います」と書かれているが、相場の根拠が示されていない
  • 「即日現金化可能」と書かれているが、実際には契約・決済まで数日以上かかる

問い合わせる場合は、チラシの表現が本当かどうかを口頭だけで確認しないほうがよい。

重要な条件は、メールや査定書など文字で残してもらおう。後から条件が変わったときの確認材料になる。

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※2025年9月19日-23日「サイト評価に関する調査」より

不動産買取のチラシの注意点と見極め方

ここまで読むと、「どのチラシなら相談してよいのか」と迷う人もいるだろう。

不動産買取のチラシは、表現の強さだけで判断しないことが大切だ。ここでは、問い合わせ前に確認したいポイントを解説する。

買取金額が明らかに高すぎるチラシは根拠を確認する

チラシに「相場より○○%高く買取」「どこよりも高額査定」などと書かれている場合は、査定額の根拠を確認しよう。

物件の中を見ずに、どこよりも高く買えると断言するのは難しい。建物の状態、修繕履歴、境界、接道、再建築の可否、残置物の有無などで買取価格は変わるからだ。

適正な金額を知るには、複数の業者に査定を依頼し、それぞれに査定額の根拠を聞くのが基本だ。

極端に高い金額だけを提示する業者よりも、近隣の取引事例や再販費用を示して説明してくれる業者のほうが比較しやすい。

地域・名前・期間の「限定」表現は理由を聞く

「○○市限定で買取強化中」「○○様限定のご案内」「今月末までの期間限定キャンペーン」といった表現には注意が必要だ。

限定表現そのものが悪いわけではない。しかし、なぜその地域限定なのか、なぜ期間限定なのかを説明できない場合は、問い合わせを増やすための営業表現である可能性がある。

相談する場合は、次のように質問してみよう。

  • なぜこの地域で買取を強化しているのか
  • キャンペーンの適用条件は何か
  • 期間終了後は査定額がどのように変わるのか

納得できる説明がない場合は、ほかの業者の査定も取ってから判断したほうがよい。

「購入したい人がいる」と書かれていたら具体的に聞く

「すでに購入希望者がいます」「買主が見つかっています」といったチラシにも注意しよう。

本当に購入希望者がいる場合もあるが、問い合わせを誘うための表現として使われている場合もある。

真偽を確かめるには、次のような質問をするとよい。

  • 購入希望者は個人か法人か
  • どのような条件の物件を探しているのか
  • 希望価格帯はいくらか
  • いつまでに購入したいと言っているのか

個人情報を聞き出す必要はないが、条件の説明が曖昧な場合は、買主が具体化していない可能性がある。

業者の公式サイト・宅建業免許・口コミを確認する

不動産買取チラシの信頼性を判断するには、チラシの文言だけでなく、業者の情報を確認しよう。

まず公式サイトをチェックし、以下のポイントを確認したい。

  • 会社の正式名称、所在地、電話番号が明記されているか
  • 宅地建物取引業者免許番号が記載されているか
  • 国土交通省の「宅地建物取引業者検索」で免許情報を確認できるか
  • 買取実績や対応エリアが具体的に書かれているか
  • 査定や契約の流れがわかりやすく説明されているか

次に、GoogleマップのレビューやSNSで口コミを確認するのも参考になる。

ただし、口コミは個人の感想であり、良い口コミ・悪い口コミのどちらも偏りがある。口コミだけで判断せず、公式情報、免許情報、査定額の根拠をあわせて確認しよう。

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※2025年9月19日-23日「サイト評価に関する調査」より

チラシ以外で不動産買取を進めるなら?

不動産買取のチラシに不安を感じるなら、チラシだけに頼らず、複数の方法で業者を探すとよい。

ここでは、チラシ以外で不動産買取を進める2つの方法を解説する。

信頼できる買取業者を複数探して直接問い合わせる

希望条件で不動産を買い取ってもらうには、複数の業者に査定してもらうことが重要だ。

1社だけの査定額では、その金額が高いのか低いのか判断しにくい。最低でも3社、できれば5社程度から査定を取り、価格と条件を比較したい。

信頼できる買取業者を探す方法には、以下がある。

  • 不動産売買の経験がある知人や親族に紹介してもらう
  • 「地域名+不動産買取」で検索し、地域の実績がある会社を調べる
  • 全国展開の大手不動産会社に問い合わせる
  • 国土交通省の不動産情報ライブラリで周辺の取引価格を確認する

手間はかかるが、査定額の根拠や担当者の対応を比較すれば、チラシだけでは見えない違いがわかりやすくなる。

一括査定サイトで複数社の査定額を比較する

複数の不動産会社から査定を取るには、不動産一括査定サイトを使う方法もある。

物件情報を1回入力するだけで、複数の不動産会社に査定依頼ができるため、1社ずつ問い合わせる手間を減らせる。

一括査定サイトのメリット
  • 手間が少ない
    • 物件情報・連絡先を1回入力するだけで複数社に査定依頼できる
  • 比較しやすい
    • 各社の査定額、対応、提案内容を比べられる
  • 対応できる会社を探しやすい
    • 空き家、築古、地方物件などに対応できる会社を見つけやすい
  • 無料で利用できる
    • 多くの一括査定サイトは利用者側の費用負担がない

ただし、一括査定サイトを使う場合は、以下の点にも注意しよう。

  • 電話やメールでの連絡が一時的に増える可能性がある
  • 地域や物件タイプによっては、査定依頼できる会社が少ない場合がある
  • 査定額だけでなく、根拠や買取条件も確認する必要がある

一括査定サイトは、チラシの内容を鵜呑みにせず、相場感をつかむためにも役立つ。急いで売りたい場合でも、複数社の条件を比べてから判断しよう。

このあと、公式情報を確認できる一括査定サイト3社を紹介する。不動産を売る予定がある方は、比較候補として確認してみてほしい。

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※2025年9月19日-23日「サイト評価に関する調査」より

不動産買取の価格査定は一括査定サイトから

不動産一括査定サイト3社を比較する図

前述のとおり、一括査定サイトを利用すれば、1回の入力で複数の不動産会社に査定依頼ができる。

ここでは、公式情報で運営会社や提携社数を確認できる一括査定サイト3社を紹介する。

それぞれ対応会社や特徴が異なるため、自分の物件エリアや希望条件に合いそうなサイトを比較してみよう。

リビンマッチ|最短45秒で査定依頼できる

リビンマッチの不動産一括査定サービス紹介画像
会社名リビン・テクノロジーズ株式会社
対応エリア全国
参加会社数全国2,100社以上(サービスごとに異なる)
リビンマッチの特徴
  • 最短45秒で査定依頼が可能
  • 最大6社に一括査定依頼できる
  • 全国2,100社以上の不動産会社が参加

リビンマッチは、東証グロース市場に上場しているリビン・テクノロジーズ株式会社が運営する一括査定サイトだ。

不動産売却だけでなく、不動産買取、任意売却、リースバック、土地活用など、住まいに関する複数のサービスを扱っている。

公式サイトでは、全国2,100社以上の不動産会社が参加しており、最短45秒で査定依頼や資料請求ができると案内されている。

地方の物件、築年数が古い物件、仲介で売れにくい物件などで買取先を探したい場合は、比較候補のひとつになる。

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※2025年9月19日-23日「サイト評価に関する調査」より

HOME4U|NTTデータ・ウィズ運営で最大6社に依頼できる

HOME4Uの不動産一括査定サービス紹介画像
会社名株式会社NTTデータ・ウィズ
対応エリア全国
提携会社数約2,500社
HOME4Uの特徴
  • 2001年開始の不動産一括査定サービス
  • 約2,500社の不動産会社と提携
  • 最大6社にまとめて査定依頼できる

HOME4Uは、NTTデータグループの株式会社NTTデータ・ウィズが運営する不動産一括査定サイトだ。

公式サイトでは、約2,500社の不動産会社と提携し、最大6社に一括で査定依頼できると案内されている。

また、依頼した会社以外からの連絡はないと明記されているため、どの会社に情報が届くのかを把握しながら査定を進めやすい。

運営会社の信頼性や、提携会社の選定を重視したい人は、HOME4Uも比較候補に入れるとよい。

イエウール|2,000社以上から最大6社を紹介

イエウールの不動産一括査定サービス紹介画像
会社名株式会社Speee
対応エリア全国
提携会社数2,000社以上
イエウールの特徴
  • 株式会社Speeeが運営
  • 2,000社以上の不動産会社と提携
  • 条件に合う不動産会社を最大6社紹介

イエウールは、株式会社Speeeが運営する不動産一括査定サイトだ。

公式サイトでは、全国2,000社以上の不動産会社と提携し、条件に合う会社を最大6社紹介すると案内されている。

また、入力時間は最短60秒とされており、査定結果はメール、電話、またはマイページに届く仕組みだ。

空き家、土地、戸建て、マンション、収益物件など幅広い物件種別に対応しているため、複数社の査定額を比較したい人に向いている。

\月間利用者数33突破!最大6社と比較できる/

※2025年1月現在「不動産の一括査定サイトに関するランキング調査」より
(株)東京商工リサーチ調べ

不動産買取のチラシは慎重に確認!一括査定で複数社を比較しよう

不動産買取のチラシは、すべてが怪しいわけではない。しかし、チラシの文言どおりの価格や条件で売却できるとは限らない。

チラシを見て問い合わせる場合は、以下のポイントを押さえておこう。

  • 「高額買取」「エリア限定」などの表現は、根拠と適用条件を確認する
  • 最初の査定額が高すぎる場合は、減額される条件を確認する
  • 買取保証は、保証価格・仲介期間・販売活動の内容を確認する
  • 「購入希望者がいる」と書かれている場合は、買主の条件を具体的に聞く
  • 会社名、所在地、宅建業免許番号、口コミを確認する

不動産は金額が大きいため、1社だけの査定で判断すると、相場より安く売ってしまう可能性がある。

チラシの業者に相談する場合でも、ほかの買取業者や仲介会社にも査定を依頼し、金額・条件・担当者の説明を比較しよう。

複数社に査定を依頼するなら、一括査定サイトの活用も選択肢になる。

本記事で紹介したリビンマッチ、HOME4U、イエウールなどを利用すれば、1回の入力で複数社の査定を比較できる。

不動産買取のチラシを鵜呑みにせず、自分の物件に合う売却方法と業者を見つけて、納得できる条件で売却を進めよう。

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※2025年9月19日-23日「サイト評価に関する調査」より

不動産買取のチラシに関するよくある質問

不動産買取のチラシに詐欺の可能性はある?

不動産買取のチラシ自体が、すぐに詐欺だと判断できるわけではない。

しかし、過大な表現や誤解を招く内容によって、不利な条件で売却してしまうリスクはある。

例えば「相場より高額買取」「即日現金化」などを強調しながら、実際には大幅に低い金額を提示されるケースだ。

リスクを避けるには、複数の業者から査定を取り、本来の買取相場を確認しておこう。

また、チラシや業者対応に明らかに不審な点があれば、消費者ホットライン(電話番号:188)や自治体の消費生活センターに相談するとよい。

チラシで宣伝されている買取価格は信用できる?

チラシに記載されている買取価格や「相場より高く買います」といった表現は、そのまま信用しないほうがよい。

実際の買取価格は、物件の状態、立地、築年数、再販のしやすさ、リフォーム費用などを確認したうえで決まる。

そのため、チラシの段階で具体的な金額を保証するのは難しい。

適正な買取価格を知るには、1社だけでなく複数の業者に査定を依頼し、査定額の根拠を比較することが不可欠だ。

不動産業者はどうやって所有者の情報を得ているの?

不動産業者は、登記事項証明書や登記情報提供サービスなどから所有者情報を確認している場合がある。

登記事項証明書は、土地や建物の所有者、所在地、権利関係などを確認できる公的な書類だ。登記所では、所定の請求をすれば誰でも登記事項証明書の交付を受けられる。

そのため、チラシや郵送物が届いたからといって、必ずしも個人情報が違法に取得されたとは限らない。

ただし、名前入りで届いた案内でも、実際には同じ内容を周辺の所有者にも送っているケースがある。個別に選ばれた案内かどうかは、チラシの内容だけでは判断しにくい。

チラシを受け取った際に確認すべきポイントは?

不動産買取のチラシを受け取ったら、以下のポイントを確認しよう。

  • 宅地建物取引業者免許番号が記載されているか
  • 会社の正式名称、所在地、連絡先が明記されているか
  • 極端に高額な買取金額や「どこよりも高く買います」などの表現がないか
  • 小さな文字で書かれた条件や除外事項がないか
  • 査定額の根拠を説明してくれるか

チラシだけで判断せず、公式サイト、宅建業免許情報、口コミ、複数社の査定額を確認することをおすすめする。

問い合わせる場合も、チラシの内容が本当に適用されるのかを最初に確認し、重要な条件はメールや書面で残してもらおう。

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※2025年9月19日-23日「サイト評価に関する調査」より

出典

e-Gov法令検索「宅地建物取引業法」
消費者庁「表示規制の概要」
不動産公正取引協議会連合会「公正競争規約の紹介」
国土交通省「<消費者の皆様向け>不動産取引に関するお知らせ」
国土交通省「宅地建物取引業者検索」
国土交通省「不動産価格(取引価格・成約価格)情報の検索・ダウンロード」
法務省「登記情報提供制度の概要について」(公開日:2026年4月1日)
消費者庁「消費者ホットライン」
リビンマッチ「不動産一括査定・売却はリビンマッチ」
HOME4U「不動産一括査定・不動産売却ならHOME4U」
イエウール「不動産一括査定・売却・相場ならイエウール」
株式会社Speee「イエウール」

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