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家を売るベストなタイミングはいつ?売ってはいけない時の見極め方を解説

この記事で解決できるお悩み
  • 家を売るタイミングの見極め方を知りたい
  • 家を売るべきではないタイミングがあるのか知りたい
  • 家を売る最適なタイミングを逃さないためのコツを知りたい

家を売却するときは、「いつ売るか」によって売却価格や税金、売却期間が変わることがあります。ただし、売り出す時期だけで高く売れるかどうかが決まるわけではありません。

家を売るベストタイミングはひとつではなく、市況、築年数、金利、税金、季節に加えて、住宅ローン残高や住み替え予定、維持費なども考慮して判断する必要があります。

結論からいうと、家の売り時は「市況・築年数・金利・税金・季節」の5つを確認すると見極めやすくなります。そのうえで、現在の査定額と売却を待つ間の費用を比較することが大切です。

本記事では、家を売るタイミングを判断する5つのポイントに加えて、売却前に慎重な確認が必要な時期や、タイミングを逃さないための準備方法を解説します。

\全国認知度・今後利用したい不動産査定サイト6年連続No.1

※2025年9月19日〜23日「不動産査定サイトに関する調査」(全国の20〜60代男女3,000人、実施主体:株式会社マーケティングアンドアソシェイツ)より

目次

家の売り時は5つのポイントで見極める

不動産は、売却するタイミングによって売却価格や売れやすさ、税金の負担が変わることがあります。

たとえば、購入希望者が多い時期に売り出せば、内覧や価格交渉が進みやすくなる可能性があります。一方で、市場が弱い時期や税制上不利な時期に売ると、手取り額が少なくなる場合があります。

家の売り時を見極めるときは、主に以下の5つを確認しましょう。

  • 市況
  • 築年数
  • 金利
  • 税金
  • 季節

市況は、周辺エリアの価格動向や買主の動きを判断するために重要です。築年数は、建物の評価や、買主が想定する修繕費に影響します。

金利は買主の住宅ローン負担に関わります。金利が上昇している局面では、買主の購入予算が下がる可能性があるため、現在の需要と査定額を確認しておくことが大切です。

また、税金は売却後の手取り額に直結します。所有期間による税率の違いや、居住用財産の特例を確認してから売却時期を決めましょう。

季節については、春や秋など購入希望者が動きやすい時期を意識すると、内覧につながりやすくなる場合があります。ただし、季節だけで判断せず、物件の状態、競合物件、地域の相場もあわせて確認してください。

最終的には、5つのポイントに加えて、住宅ローン残高、住み替え期限、維持費、家族の予定などを踏まえて判断します。まず現在の査定額を把握すると、売る場合と待つ場合を比較しやすくなります。

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※2025年9月19日〜23日「不動産査定サイトに関する調査」(全国の20〜60代男女3,000人、実施主体:株式会社マーケティングアンドアソシェイツ)より

「市況」から見た家を売るタイミング

家を売るときにまず確認したいのが、不動産市場の取引状況、つまり市況です。

市況は、景気、金利、人口動向、地域の需要と供給などによって変わります。全国的に価格が上がっていても、エリアや物件種別によって売れ方は異なるため、自宅周辺の動きを見ることが重要です。

価格が上昇している時期や購入希望者が多い時期は、売却価格が高くなりやすく、売却活動も進めやすくなる可能性があります。ただし、上昇局面でも高すぎる価格設定では売却が長期化します。

ここでは、2026年8月時点で確認できる公的データや流通データをもとに、市況から見た売却タイミングを整理します。

不動産価格の動向(2026年8月時点)

国土交通省が公表した不動産価格指数によると、2025年12月の全国の住宅総合指数は148.0で、前月比0.5%増でした。

国土交通省は、算出プログラムの不具合によって2026年1月分以降の公表を延期しています。そのため、2026年8月10日時点で確認できる最新の公表値は2025年12月分です。

住宅地や戸建住宅、マンションでは動きに差があるため、家を売るときは住宅総合の指数だけでなく、物件種別ごとの傾向も確認しましょう。

項目2025年12月の指数前月比
住宅総合148.00.5%増
住宅地119.81.1%減
戸建住宅121.91.2%増
マンション225.11.0%増
※2010年平均=100。2025年12月分の季節調整値

東日本不動産流通機構の2025年の動向では、首都圏中古マンションの成約価格は5,200万円で、前年比6.3%上昇しました。一方、首都圏中古戸建住宅の成約価格は3,917万円で、前年比0.8%下落しています。

さらに、2026年4〜6月期の首都圏中古マンションは、成約価格が5,201万円で前年同期比0.2%増だった一方、前期比では5.3%下落し、成約件数も前年同期比2.0%減でした。

同じ期間の首都圏中古戸建住宅は、成約価格が4,129万円で前年同期比6.5%増、成約件数は3.4%増でした。マンションと戸建住宅で異なる動きが見られるため、「不動産価格が全国的に上がっている」という情報だけでは売り時を判断できません。

なお、東日本不動産流通機構の数値は、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の首都圏を対象としています。その他の地域では異なる動きになるため、自宅と同じエリア・同じ物件種別の成約事例を確認しましょう。

不動産会社の査定を受ける際も、「なぜその価格になるのか」「周辺でどのような物件が売れているのか」「売出価格と成約価格にどの程度の差があるのか」を聞くと、市況を踏まえた判断がしやすくなります。

市況が良いときの判断ポイント

市況面で売却を検討しやすいのは、周辺相場が上昇または横ばいで、購入希望者の動きがある時期です。

同じエリアで売り出し物件が少なく、購入希望者が比較できる物件が限られている場合は、売主にとって有利に交渉しやすくなる可能性があります。

反対に、同じような条件の物件が多く売り出されている場合は、価格競争が起きやすくなります。その場合は、売出価格を高くしすぎず、写真、室内の印象、内覧対応、販売戦略を整えることが重要です。

市況が上向いていても、その状態が続く保証はありません。一方、市況が弱いときも、回復を待つ間に築年数や維持費の負担が増えることがあります。国土交通省の不動産価格指数、不動産情報ライブラリ、地域の成約事例、不動産会社の査定根拠をあわせて判断しましょう。

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※2025年9月19日〜23日「不動産査定サイトに関する調査」(全国の20〜60代男女3,000人、実施主体:株式会社マーケティングアンドアソシェイツ)より

「築年数」から見た家を売るタイミング

築年数は、家の売却価格や買主の印象に大きく関わります。一般的に、築年数が浅いほど建物の劣化が少なく、売却価格も高くなりやすい傾向があります。

ただし、築年数だけで売り時を判断するのは避けましょう。管理状態、修繕履歴、リフォームの有無、立地、間取り、耐震性などによって、買主の評価は変わります。

税務上の耐用年数では、木造住宅は22年、鉄筋コンクリート造の住宅は47年とされています。これは減価償却費を計算するための年数であり、建物が住めなくなる年数や、市場価値が必ずゼロになる年数ではありません。

とはいえ、築年数が進むほど、買主は修繕費や設備交換の負担を気にしやすくなります。築20年を超える家を売る場合は、修繕履歴、点検結果、設備交換の時期などを整理しておくと、内覧時の不安を減らしやすくなります。

東日本不動産流通機構の2025年データでは、首都圏中古戸建住宅の成約価格は、築5年以内が5,147万円、築16〜20年が4,313万円、築36〜40年が2,914万円でした。

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成約価格土地面積建物面積
築0〜5年5,147万円117.04㎡96.66㎡
築6〜10年4,940万円125.92㎡98.79㎡
築11〜15年4,749万円134.23㎡101.46㎡
築16〜20年4,313万円141.01㎡104.30㎡
築21〜25年4,148万円140.66㎡107.59㎡
築26〜30年3,662万円153.36㎡112.71㎡
築31〜35年3,148万円171.66㎡119.41㎡
築36〜40年2,914万円170.21㎡112.91㎡
築41年〜2,437万円169.60㎡90.35㎡
※首都圏中古戸建住宅の成約状況(2025年)

ただし、この表は各築年帯で成約した物件の平均値です。立地、土地面積、建物面積、建物状態などが異なるため、価格差のすべてが築年数によって生じたものではありません。自宅の価格を判断するときは、同じ地域・面積・建物条件に近い事例を確認しましょう。

同じ2025年データでは、中古戸建住宅の新規登録件数に対する成約件数の割合は、築11〜15年が33.2%で最も高くなっています。築浅ほど価格は高くなりやすいものの、成約しやすさは売出価格と物件状態のバランスにも左右されます。

高値売却を目指すなら、築年数が浅いうちに売るほうが有利になりやすいです。一方で、築20年を超えていても、立地や管理状態がよければ売却できる可能性は十分にあります。

築年数が進んだ家を売る場合は、リフォームをするかどうかを自己判断で決める前に、不動産会社へ相談しましょう。リフォーム費用を売却価格に上乗せできるとは限らず、買主が自分の好みに合わせて改修したい場合もあります。

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「金利」から見た家を売るタイミング

金利は、家を買う人の住宅ローン負担に影響します。そのため、売主にとっても無視できない要素です。

金利が低いと、買主は同じ返済額でも借入可能額を確保しやすくなります。購入を検討する人が増えると、売却活動が進みやすくなる場合があります。

反対に、金利が上がると月々の返済負担が重くなり、買主の予算が下がることがあります。その結果、売出価格の見直しや値下げ交渉が必要になる場合があります。

住宅ローン金利と売却しやすさの関係

住宅ローン金利が上がると、買主は同じ価格の家を購入しても返済総額が増えます。特に、購入予算に余裕が少ない買主ほど、金利上昇の影響を受けやすくなります。

2026年8月の【フラット35】では、借入期間21年以上35年以下、融資率9割以下、新機構団信付きの場合、取扱金融機関が提供する最頻金利は年3.29%です。

ただし、この金利は全期間固定金利型の【フラット35】に関する一例です。変動金利型を含む住宅ローン金利は、金融機関、借入期間、審査結果、金利引下げ制度などによって異なります。

すでに家の売却を検討していて、周辺相場も悪くない場合は、現在の査定額と買主の動きを確認し、売り出し時期を相談する価値があります。

ただし、金利だけで売却時期を決めるのはおすすめできません。市況、築年数、住宅ローン残債、税金、住み替えの予定などをあわせて判断しましょう。

最新の固定金利は、住宅金融支援機構の【フラット35】金利情報で確認できます。変動金利や各金融機関の適用金利は、金融機関の公式情報を確認してください。

金利が上昇している局面の売却判断

金利が上昇している局面では、買主の住宅ローン負担が増えるため、購入予算や物件選びに影響が出る可能性があります。

特に、築年数が進んでいる物件や、競合物件が多いエリアでは、買主の予算が下がると価格交渉が厳しくなる場合があります。

一方で、人気エリアや供給が少ない物件では、金利が上がっても一定の需要が残ることがあります。また、所得や住宅価格、住宅ローン商品の条件も購入判断に影響するため、金利と売却価格が必ず連動するわけではありません。

金利の先行きを正確に予測することはできません。「いま売った場合の価格」と「待った場合に想定される価格・税金・維持費」を比較し、自宅の条件に合った時期を判断しましょう。

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「税金」から見た家を売るタイミング

家を売って譲渡所得が生じた場合、所得税・復興特別所得税・住民税がかかることがあります。税金は売却後の手取り額に直結するため、売却前に確認しておきましょう。

特に重要なのが、所有期間による税率の違いです。譲渡所得は、売却した年の1月1日時点の所有期間が5年を超えるかどうかで、短期譲渡所得と長期譲渡所得に分かれます。

所有期間が5年以下の短期譲渡所得は税率が高く、5年を超える長期譲渡所得は税率が低くなります。

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長期譲渡所得短期譲渡所得
所有期間売却した年の1月1日時点で5年超売却した年の1月1日時点で5年以下
税率20.315%39.63%
※所得税・復興特別所得税・住民税を含む税率

たとえば、購入日から5年を経過していても、売却した年の1月1日時点で所有期間が5年を超えていなければ、短期譲渡所得として扱われる可能性があります。

売却する年をまたぐことで所有期間の区分が変わる場合があるため、売却益が見込まれるときは、取得日と売却予定日をもとに税制上の所有期間を確認しましょう。

また、マイホームを売る場合は、一定の要件を満たすと「3,000万円特別控除」を利用できます。譲渡所得から最高3,000万円を控除できる制度で、所有期間の長短に関係なく利用できる場合があります。

さらに、売却した年の1月1日時点でマイホームと敷地の所有期間が10年を超える場合は、一定の要件を満たすことで軽減税率の特例を利用できることがあります。3,000万円特別控除と軽減税率は、要件を満たせば併用可能です。

これらの特例は自動的に適用されるものではなく、原則として確定申告が必要です。また、買換え先の住宅ローン控除など、ほかの制度との併用に制限がある場合があります。

税金だけを理由に売却を待つと、その間に価格下落、築年数の経過、維持費の増加が生じる可能性があります。税額を試算したうえで、待つメリットと負担を比較しましょう。判断が難しい場合は、税務署や税理士へ確認してください。

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「季節」から見た家を売るタイミング

家を売るときは、季節による買主の動きも確認しましょう。季節だけで価格が決まるわけではありませんが、購入希望者が動きやすい時期に売り出すと、内覧につながりやすくなる場合があります。

一般的に、春は転勤、進学、就職、住み替えなどで新居を探す人が増えやすい時期です。3月から4月ごろの入居を希望する買主もいるため、年明けから査定や売却準備を進める方法があります。

秋も、気候が安定して内覧しやすく、年内の住み替えや翌年の新生活に向けて物件を探す人が動く場合があります。

一方で、夏や冬は、暑さ、寒さ、お盆、年末年始などの影響で内覧数が減ることがあります。ただし、地域や物件種別によって動きは異なり、夏や冬でも人気エリアや競合が少ない物件は売却できます。

季節による需要期でも、競合物件が増えれば価格競争が起きます。反対に、購入希望者が少ない時期でも、売出物件が少なければ注目を集められる場合があります。

売り出す季節を迷う場合は、希望する引渡し時期から逆算し、査定、不動産会社選び、写真撮影、室内整理、必要書類の準備を余裕を持って進めましょう。

春や秋の需要を活かしたい場合でも、季節だけで待つのではなく、現在の相場、築年数、維持費、住み替え予定とあわせて判断することが大切です。

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家を売るべきではないタイミング|慎重に判断したい3つのケース

家を売るタイミングは、早ければよいというものではありません。資金計画や税負担を確認せずに進めると、売却後に住宅ローンや住み替え費用が不足する可能性があります。

ただし、以下に該当しても、絶対に売ってはいけないわけではありません。転勤、離婚、相続、返済負担などで早期売却が必要な場合もあるため、売る場合と待つ場合を比較して判断してください。

  • 市場が低迷している時期
  • 住宅ローンの残債が売却価格を上回るケース
  • 税制上不利になりやすい短期売却

それぞれ詳しく見ていきましょう。

市場が低迷している時期

周辺エリアの相場が下落している時期は、売却を慎重に判断する必要があります。

不動産価格は景気や金利、地域の需要と供給によって変動します。相場が下がっている時期に売ると、過去の相場や購入価格より低い価格で売却することがあります。

市場の低迷を判断するには、国土交通省の不動産価格指数や不動産情報ライブラリ、周辺の成約事例を確認しましょう。不動産会社に査定を依頼する場合も、査定額だけでなく、相場の根拠を聞くことが大切です。

ただし、市況がいつ回復するかは予測できません。待つ間に築年数が進み、住宅ローン利息、固定資産税、管理費、修繕費などの負担が続きます。

どうしても早く売る必要がある場合は、単に価格を下げるのではなく、販売方法、内覧準備、売出価格の見直し、買取の選択肢も含めて複数社に相談しましょう。

売却を急がなくてよい場合でも、「相場が回復するまで待つ」と決めつけず、現在売る場合の手取り額と、待つ期間に生じる費用や価格変動リスクを比較してください。

住宅ローンの残債が売却価格を上回るケース

住宅ローンの残債が売却価格を上回る状態を、一般的にオーバーローンといいます。

通常の売却では、決済時までに住宅ローンを完済し、金融機関の抵当権を抹消して買主へ引き渡す必要があります。

売却代金で住宅ローンを完済できない場合でも、不足分を自己資金で補えるのであれば、通常の売却を進められる可能性があります。

売却前には、金融機関から住宅ローン残高を確認し、複数社の査定額から仲介手数料や登記費用などを差し引いた手取り額を試算しましょう。

不足分を自己資金で補えず、返済も難しい場合は、自己判断で売却を進めず、金融機関や任意売却に詳しい不動産会社へ早めに相談してください。金融機関の同意を得たうえで、任意売却を検討することがあります。

税制上不利になりやすい短期売却

売却益が出る場合、所有期間が短いと税負担が重くなることがあります。

売却した年の1月1日時点で所有期間が5年以下の場合は短期譲渡所得となり、所得税・復興特別所得税・住民税を含む税率は39.63%です。5年を超える長期譲渡所得の20.315%と比べると、税率が高くなります。

ただし、税率は売却代金の全額ではなく、売却代金から取得費、譲渡費用、適用できる特別控除を差し引いた課税譲渡所得にかかります。譲渡所得が生じなければ、譲渡所得に対する税金も発生しません。

売却を検討するときは、購入日、売却予定日、取得費、譲渡費用、売却益の見込みを確認しましょう。

また、マイホームの3,000万円特別控除など、所有期間に関係なく適用できる場合がある制度もあります。税金を理由に売却を待つべきかどうかは、実際の税額と、待つ間の維持費や価格変動を確認してから判断してください。

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家を売る最適なタイミングを逃さないために

家を売るタイミングを逃さないためには、市場の動きと自分の生活状況をあわせて確認することが大切です。

売却を急ぎすぎると価格面で不利になることがありますが、反対に迷い続けると、築年数、金利、税金、維持費の面で負担が増えることもあります。

家を売る最適なタイミングを逃さないための主なポイントは、以下のとおりです。

  • 自分でも市場の動向について情報収集する
  • 複数社の話を聞き、信頼できる不動産会社を選ぶ
  • スケジュール管理を徹底する

各ポイントを押さえ、売却の準備を進めましょう。

自分でも市場の動向について情報収集する

不動産会社に相談する前に、自分でも市場の動向を確認しておくと、査定額や提案内容を判断しやすくなります。

不動産価格は、経済状況、金利、地域の人口動向、周辺の売出物件などによって変わります。ひとつの情報だけで判断せず、複数の情報を見比べることが大切です。

国土交通省の不動産価格指数では、全国や地域別の価格動向を確認できます。不動産情報ライブラリでは、不動産取引価格、成約価格、地価公示、防災情報、都市計画情報などを確認できます。

ただし、公的データや周辺事例は、自宅の売却価格そのものを示すものではありません。道路付け、階数、方位、建物状態、管理状況などによって価格は変わります。

自分で調べた情報と不動産会社の説明に差がある場合は、理由を質問しましょう。納得できる根拠を示してくれる会社を選ぶことが、後悔の少ない売却につながります。

複数社の話を聞き、信頼できる不動産会社を選ぶ

家を売るときは、1社だけに相談して決めるのではなく、複数の不動産会社に査定を依頼しましょう

不動産会社によって、査定価格、販売戦略、広告の出し方、得意なエリアや物件種別が異なります。複数社の提案を比較することで、自宅に合った売却方法を見つけやすくなります。

ただし、査定額が最も高い会社を選べばよいわけではありません。査定額は売却を保証する金額ではなく、売り出し後に値下げが必要になる場合もあります。

査定額を見るときは、周辺の成約事例、売出価格との違い、想定される売却期間、値下げを検討する条件も確認しましょう。

担当者の対応も重要です。質問に具体的に答えてくれるか、メリットだけでなくデメリットも説明するか、売主の事情を踏まえて提案するかを見極めてください。

スケジュール管理を徹底する

家の売却には、査定、不動産会社選び、媒介契約、販売活動、内覧対応、売買契約、引渡しなど多くの手続きがあります。

住み替えを予定している場合は、新居の購入や引っ越し時期とも調整が必要です。売却と購入のタイミングがずれると、仮住まい、二重ローン、引渡し猶予などの調整が必要になることがあります。

需要が見込める時期に売り出したい場合は、その時期から逆算して査定や室内整理を始めましょう。売却開始から成約、決済までに必要な期間は物件や地域によって異なるため、余裕を持った計画が必要です。

また、固定資産税の精算、住宅ローンの残債確認、登記関係書類の準備なども早めに進めておくと、契約後の手続きで慌てにくくなります。

売却期限、希望価格、値下げを判断する時期、引渡し可能日を事前に決めておくと、市況に振り回されず、納得できる条件で進めやすくなります。

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家を売るタイミングは重要!信頼できる相談先を見つけよう

不動産一括査定サイト3社の比較

家を売るタイミングを見極めるには、市場データの確認だけでなく、地域の取引に詳しい不動産会社の意見も参考になります。

特に、地域の相場や買主の動き、競合物件の状況は、エリアに詳しい不動産会社でなければ把握しにくいことがあります。

信頼できる不動産会社を見つける方法のひとつが、不動産一括査定サイトの活用です。複数の不動産会社に査定を依頼できるため、査定価格や販売戦略、担当者の説明を比較しやすくなります。

ここでは、代表的な不動産一括査定サイトとして、以下の3つを紹介します。サービス内容は2026年8月10日時点の公式情報をもとに整理しています。

  • リビンマッチ
  • HOME4U
  • イエウール

一括査定サイトを使うときは、査定額の高さだけでなく、査定根拠、担当者の説明、売却方針、連絡方法を比較しましょう。査定額は実際の成約価格を保証するものではありません。

リビンマッチ

リビンマッチの不動産一括査定サービスの特徴

リビンマッチは、不動産売却を検討する人に向けた不動産査定サイトです。運営会社のリビン・テクノロジーズ株式会社は、東京証券取引所グロース市場と名古屋証券取引所メイン市場に上場しています。

公式サイトでは、全国2,100社以上の不動産会社が参加していると案内しています。参加社数はサービスごとに異なり、物件所在地や条件によって実際に依頼できる会社数も変わります。

不動産売却だけでなく、不動産買取、賃貸管理、任意売却、土地活用などに対応する会社も参加しているため、目的に応じた相談先を探しやすい点が特徴です。

取り扱っている主な物件は、以下のとおりです。

  • マンション
  • 戸建て
  • 土地
  • 一棟アパート
  • 投資用マンション
  • 店舗
  • 工場
  • 倉庫

個人の住宅売却だけでなく、投資用物件や事業用不動産の売却を考えている人にも利用しやすいサービスです。

地方の売却では、地域に詳しい不動産会社に相談できるかどうかが重要です。リビンマッチは全国の不動産会社が参加しているため、都市部以外の物件でも相談先を探せる可能性があります。

売却方法に迷っている場合は、仲介だけでなく買取などの選択肢も含めて、複数社の提案を比較しましょう。

リビン・テクノロジーズは、2025年9月に全国3,000人を対象として行われた調査で、「不動産査定サイトの全国認知度」と「今後利用したい不動産査定サイト」の2項目において6年連続第1位を獲得したと公表しています。

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HOME4U

HOME4Uの不動産一括査定サービス

HOME4Uは、NTTデータ・ウィズが提供する不動産情報サービスです。不動産売却 HOME4Uは2001年に開始された不動産一括査定サイトで、複数の不動産会社へ一度に査定を依頼できます。

公式サイトでは、全国約2,500社の不動産会社と提携し、物件に合う最大6社へ査定を依頼できると案内しています。

大手企業から地域に詳しい中小企業まで選択肢があるため、都市部だけでなく地方の不動産売却でも相談先を探しやすいサービスです。

査定を依頼できる会社数は、物件所在地や物件種別によって異なります。査定額に加えて、査定根拠、販売方法、連絡のしやすさも比較しましょう。

HOME4Uは、NTTデータグループ会社による運営や、2001年からの運営実績を重視する人に利用しやすいサービスです。

イエウール

イエウールの不動産一括査定サービス

イエウールは、東証スタンダード市場に上場する株式会社Speeeが運営する不動産一括査定サイトです。

公式サイトでは、全国2,000社以上の不動産会社と提携し、条件に合う最大6社を比較できると案内しています。大手企業から地域密着型の不動産会社まで比較できる点が特徴です。

インターネット上で査定依頼ができるため、複数の不動産会社へ個別に連絡する手間を減らせます。入力時間は最短60秒と案内されています。

イエウールは、利用者からのクレームが多い企業について契約を解除できる仕組みを設けていると公式サイトで案内しています。

ただし、提携審査があるサービスでも、担当者との相性や販売方針は会社ごとに異なります。査定額だけでなく、査定の根拠や売却方針を確認し、自分に合った不動産会社を選びましょう。

\月間利用者数33突破!最大6社比較/

※2025年1月現在「不動産の一括査定サイトに関するランキング調査」より
(株)東京商工リサーチ調べ

家を売るタイミングは市況・築年数・税金を総合判断

家を売るタイミングは、売却価格や手取り額、売却期間に影響します。

売り時を見極めるには、市況、築年数、金利、税金、季節を総合的に確認することが大切です。

市況がよく、築年数による価値下落が進みすぎておらず、税制上も不利になりにくい時期であれば、売却を前向きに検討しやすくなります。

一方で、市場が低迷している時期、住宅ローンの残債が売却価格を上回る状態、短期譲渡所得になって税負担が重くなる時期は、資金計画や売却条件を慎重に確認する必要があります。

ただし、市況の回復や金利の動きを正確に予測することはできません。売却を待つ間にも、住宅ローン利息、固定資産税、管理費、修繕費、築年数の経過といった負担が生じます。

最適なタイミングを逃さないためには、自分でも市場情報を確認し、現在の査定額を把握したうえで、複数の不動産会社から意見を聞くことが重要です。

一括査定サイトを活用すれば、複数社の査定額や販売戦略を比較できます。査定額の高さだけでなく、根拠、想定売却期間、担当者の対応も確認しながら、信頼できる不動産会社を選びましょう。

家を売ることを検討している方は、まず現在の不動産価格、住宅ローン残高、税金、売却にかかる費用を確認し、売却に適した時期かどうかを相談してみましょう。

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家を売るタイミングに関するよくある質問

家を売却する際、仲介と買取はどちらが有利?

仲介と買取のどちらが有利かは、売主の状況や優先したい条件によって異なります。

仲介は、不動産会社に一般の買主を探してもらう方法です。市場で購入希望者を探すため、買取より高く売れる可能性があります。

一方で、買主が見つかるまで時間がかかることがあります。一般の購入希望者への内覧対応や価格交渉が必要になる場合もあります。

買取は、不動産会社や買取業者に直接買い取ってもらう方法です。買主探しが不要なため、売却までの期間を短くしやすく、売却時期の見通しを立てやすい点がメリットです。

ただし、買取価格は、仲介で一般の買主へ売る場合の想定成約価格より低くなりやすい傾向があります。早く現金化したい場合や、一般向けの販売活動を避けたい場合は買取、価格を重視して売却期間を確保できる場合は仲介がおすすめです。

どちらを選ぶべきか迷う場合は、仲介査定と買取査定の両方を取り、最終的な手取り額、売却期間、引渡条件を比較すると判断しやすくなります。

高額売却するためのポイント

家をできるだけ高く売るためには、以下の点を意識しましょう。

  • 適切な価格設定
  • 不動産会社の比較
  • 売却タイミングの見極め
  • 立地条件・周辺環境のアピール
  • 内覧前の整理整頓
  • 必要な修繕の見極め

まず重要なのは、相場に合った価格設定です。価格を高くしすぎると内覧につながりにくく、売却期間が長引いた結果、値下げが必要になる可能性があります。

複数の不動産会社に査定を依頼し、査定額の根拠や販売戦略を比較しましょう。査定額が最も高い会社ではなく、納得できる根拠と具体的な販売計画を示してくれる会社を選ぶことが大切です。

売却タイミングも重要です。周辺相場が安定し、購入希望者が動いている時期は、売却活動を進めやすくなる可能性があります。ただし、春や秋といった季節だけで判断せず、地域の成約状況と競合物件を確認してください。

内覧前には、室内の清掃や整理整頓を行い、買主が暮らしをイメージしやすい状態に整えましょう。

リフォームや修繕は、費用をかければ必ず高く売れるわけではありません。実施する前に、不動産会社へ費用対効果を相談することをおすすめします。

不動産の適正価格を知る方法

不動産の適正価格を知るには、複数の方法を組み合わせることが大切です。

最も実務的なのは、不動産会社に査定を依頼する方法です。不動産会社の査定には、机上査定と訪問査定があります。

机上査定は、所在地、面積、築年数、周辺の取引事例などをもとに、おおよその価格を算出する方法です。Webや電話で依頼しやすく、売却を検討し始めた段階でも利用しやすいです。

訪問査定は、不動産会社の担当者が現地を確認して価格を算出する方法です。建物の状態、日当たり、道路付け、眺望、管理状態、周辺環境などを確認するため、机上査定より具体的な価格を判断しやすくなります。

不動産会社への査定依頼以外にも、以下の公的情報を確認できます。

  • 不動産情報ライブラリの取引価格・成約価格情報
  • 地価公示や都道府県地価調査
  • 固定資産税評価額
  • 相続税路線価

ただし、公的価格、売出価格、査定価格、実際の成約価格はそれぞれ異なります。最終的には、複数の不動産会社の査定額と査定根拠を比較し、想定売却期間も含めて判断しましょう。

\全国認知度・今後利用したい不動産査定サイト6年連続No.1

※2025年9月19日〜23日「不動産査定サイトに関する調査」(全国の20〜60代男女3,000人、実施主体:株式会社マーケティングアンドアソシェイツ)より

出典

国土交通省「不動産価格指数(令和7年12月・令和7年第4四半期分)を公表」(公開日:2026年3月31日)
国土交通省「不動産価格指数」(更新日:2026年7月29日)
公益財団法人東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向(2025年)」(公開日:2026年1月20日)
公益財団法人東日本不動産流通機構「首都圏中古住宅市場の概況(2026年4〜6月期)」(公開日:2026年7月17日)
公益財団法人東日本不動産流通機構「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2025年)」(公開日:2026年2月25日)
国税庁「No.3208 長期譲渡所得の税額の計算」
国税庁「No.3211 短期譲渡所得の税額の計算」
国税庁「No.3302 マイホームを売ったときの特例」
国税庁「No.3305 マイホームを売ったときの軽減税率の特例」
国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」
住宅金融支援機構「最新の金利情報」
国土交通省「不動産情報ライブラリとは」
リビン・テクノロジーズ株式会社「会社概要」
リビンマッチ「不動産一括査定・売却」
リビン・テクノロジーズ株式会社「『リビンマッチ』が全国認知度・今後利用したい不動産査定サイト 6年連続No.1に輝きました!」(公開日:2025年10月9日)
株式会社NTTデータ・ウィズ「HOME4U(ホームフォーユー)」
HOME4U「不動産一括査定・不動産売却ならHOME4U」
イエウール「不動産売却査定ならイエウール」
株式会社Speee「株式情報」

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