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不動産査定サイトおすすめ10選を比較!一括査定の選び方とデメリット

この記事を読むとわかること
  • 電話番号を入力する前に、AI査定・匿名査定・机上査定のどれから始めるか決められる
  • 営業電話が来ても、連絡方法と時期を自分から指定できる
  • 総合型・大手専門・マンション専門から、自分の物件に合う1サイトを選べる
  • 査定額の高さではなく、根拠と販売計画で会社を比べられる

家を売ろうと思って不動産査定サイトを開いたものの、電話番号の入力欄で手が止まる。「送信した直後から電話が立て続けにかかってこないか」「提示された査定額を信用してよいのか」「知らない会社へ個人情報を渡して大丈夫か」。手が止まるのは、判断材料がまだ一つも手元にないからです。

結論からいうと、不動産一括査定では依頼先を自分で絞り、まず机上査定から始めれば、過度に不安になる必要はありません。物件情報を一度入力するだけで、対応できる複数の不動産会社を探し、査定額の根拠や売り方を比べられます。

ただし、送信ボタンを押した時点で決まるのは査定額ではなく、この先やり取りする会社の数です。表示された会社をすべて選べば、電話とメールもその数だけ増えます。しかも、最も高い査定額を出した会社が、最も高く売ってくれるとは限りません。初めてなら、総合型サイトを1つ選び、3〜4社へ机上査定を依頼するところから始めましょう。

先に結論|迷ったら、この進め方で大丈夫
  • 最初は1サイトで十分
    候補が少ないときだけ、2つ目を追加する
  • 机上査定は3〜4社
    査定書と担当者の説明を比べる
  • 訪問査定は2〜3社
    現地を見てもらう会社は、机上査定の後に絞る
  • 査定は売却の約束ではない
    結果を見て売るのをやめても、媒介契約を断ってもよい

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目次

不動産一括査定サイトの仕組み|申し込みから査定結果までの流れと個人情報の扱い

不動産一括査定サイトは、家を買い取る会社ではありません。

売却を考えている人と、その物件を査定できる不動産会社をつなぐサービスです。連絡の量と、個人情報が渡る相手が決まるのは、入力を終えたあとの2段階目です。

STEP
物件情報と連絡先を入力する

所在地、面積、築年数、売却希望時期などを入力します。入力項目はサイトや物件種別によって異なります。

STEP
候補の中から依頼先を選ぶ

物件に対応できる不動産会社が表示されます。氏名や電話番号などの情報が渡るのは、ここで選んだ会社だけです。最大数まで選ぶ必要はないので、会社情報を見て3〜4社に絞りましょう。

STEP
各社から査定結果や確認の連絡を受ける

机上査定でも、物件の状態や売却理由を確認するために電話が入ることがあります。結果は電話、メール、専用画面などで届きます。

STEP
査定内容を比べ、次へ進む会社だけを残す

査定を受けた時点では、売却や媒介契約の義務はありません。説明に納得できる2〜3社へ訪問査定を依頼します。

不動産一括査定で営業電話が来る理由|「メール希望」と書いても連絡が入る場合

備考欄に「まずはメールでお願いします」と書けば、希望を伝えることはできます。ただし、電話が完全になくなる保証はありません。所有者の確認や物件条件の聞き取りを、電話で行う会社もあるためです。

電話をゼロにしようとするより、連絡の取り方を自分で決めるほうが確実です。出られる時間、希望する連絡方法、訪問査定を頼む時期を、最初にはっきり伝えましょう。

電話が来たときに、そのまま使える伝え方

「現在、複数社に机上査定をお願いしています。まずは査定書と価格の根拠をメールで比較し、訪問査定をお願いする会社には、こちらから連絡します。今後のご連絡はメールでお願いできますか」

  • 「複数社を比較中」と伝える
  • 「まずは査定書をメールで見たい」と伝える
  • 「訪問を頼む会社には自分から連絡する」と伝える

一度希望を伝えた後も、同じ内容の電話が繰り返されるなら、その対応自体を会社選びの手がかりにして構いません。売主の希望を聞き、連絡方法を調整できるかも、担当者との相性を見極めるポイントです。

AI査定・匿名査定・机上査定・訪問査定の違い|売却の検討段階別の使い分け

同じ「査定」でも、渡す情報と返ってくる精度は違います。電話番号を渡す前の段階か、売り方まで詰める段階かで、選ぶ方法が変わります。売るか未定ならAI査定・匿名査定、具体的に進めるなら机上査定から始めます。

スクロールできます
方法向いている段階特徴
AI査定まず概算を知りたい過去データなどから短時間で算出。室内状態や道路条件など、個別事情は反映しにくい
匿名査定電話番号を渡さず目安を知りたいメールアドレスなど最小限の登録で、概算を確認できるサービスがある
机上査定
(簡易査定)
複数社の考え方を比べたい所在地・面積・築年数・取引事例などから算出。売却を考え始めた時期に使う
訪問査定売出価格や売り方を具体化したい担当者が現地を確認し、室内状態、眺望、接道、管理状況などを反映する
不動産鑑定評価裁判・財産分与などで正式な評価書が必要不動産鑑定士が行う有料の評価。無料査定とは目的が異なる

どの方法を選んでも、査定額は「この金額で必ず売れる」という保証ではありません。

不動産流通推進センターの価格査定マニュアルは、査定価格を売出価格の参考と位置づけ、おおむね3か月程度で買い手が付くことを想定した価格としています。

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不動産一括査定サイトのデメリット6つと対策|営業電話・個人情報・査定額のばらつき

一括査定の負担は、サービスの質よりも申し込み方で決まります。仕組みを知らずに最大数まで送れば、連絡への対応も、届いた情報を整理する手間も、選んだ会社の数だけ増えます。

最大依頼数は「上限」です。すべての会社へ申し込む必要はありません。

デメリット現実的な対策
複数社から電話・メールが来る最初は3〜4社に絞り、連絡可能な時間とメール希望を明記する
選んだ会社へ個人情報と物件情報が共有される送信前に会社名、利用目的、プライバシーポリシーを確認する
会社ごとに査定額が大きく違う金額ではなく、比較事例・補正理由・想定期間を同じ項目で比べる
高額査定を「売れる価格」と誤解しやすい売出価格、成約を見込む価格、価格を見直す条件を分けて聞く
比較できるのは、そのサイトの参加会社だけ候補が3社未満のときだけ、別サイトや専門会社を追加する
地方・特殊物件では候補が少ない農地、共有持分、収益物件などは、物件種別に強いサービスも使う

この6つのうち、売却時期が決まっていない人にだけ強く出るのが1つ目と2つ目です。今の概算だけを知りたいなら、一般的な一括査定よりAI査定や匿名査定が合っています。反対に、半年以内など具体的な期限がある人は、机上査定で会社を比べ、早めに訪問査定へ進みましょう。

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不動産一括査定サイトの選び方|提携会社数より先に見る5項目

提携会社数が多いサイトほど候補が増える、とは限りません。実際に表示されるのは、自分の物件と地域を扱える会社だけだからです。使いやすさは、次の5項目で判断できます。

「全国○千社」より、物件入力後に出る候補の中身が重要です。

確認する項目見るポイント
物件種別と対応エリアマンション・戸建て・土地以外は、入力できても対応会社がないことがある
実際に表示される候補公表されている総数より、自分の物件に対応する会社の数と中身を見る
会社の組み合わせ大手、地域密着型、物件種別に強い会社をバランスよく含める
会社情報の見やすさ得意分野、売却実績、店舗、担当者、資格者の情報を送信前に確認できるか
自分が対応できる依頼数机上査定3〜4社、訪問査定2〜3社を目安に、管理できる範囲へ絞る

一般的な自宅の売却なら、大手1〜2社と地域密着型1〜2社を組み合わせると、販売網や価格の考え方を比べやすくなります。マンション、収益物件、農地などは、同じ物件種別の売却実績も確認してください。

候補が3社以上出れば、最初から複数サイトを併用する必要はありません。2つ目を追加するのは、候補が1社しか出ない、大手か地元会社のどちらかに偏る、特殊な物件を扱える会社が見つからない、といったときです。

\ あなたの物件に対応できる会社は何社? /

目的別|初めて・地方・マンション・収益物件で選ぶ不動産査定サイト

同じ総合型でも、得意な場面は違います。自分に最も近い項目を1つ選べば、最初の1サイトは決まります。

最初の1サイトは、ここから選ぶ
  • 初めてで、どこから始めるか迷う
    運営実績と比較しやすさのバランスがよいHOME4U
  • 会社の写真や強みを見て、自分で依頼先を選びたい
    LIFULL HOME’S
  • 地方の家や土地で、地域密着型まで候補を広げたい
    イエウール
  • マンション・戸建て・土地を多めの候補から比べたい
    SUUMO不動産売却
  • 知名度の高い大手6社だけを比べたい
    すまいValue
  • 分譲マンションを売るか貸すか迷っている
    マンションナビ
  • 農地・工場・倉庫なども相談したい
    リビンマッチ
  • 投資用・収益物件を売りたい
    RE-Guide
  • 電話番号を渡さず概算だけ知りたい
    LIFULL HOME’S匿名査定やHowMa

不動産査定サイトおすすめ10選|初めての人向け総合バランス順

ここでの順位は、初めて家や土地を売る人が「最初の1サイト」として使いやすい総合バランス順です。査定額が高く出る順ではありません。運営実績、候補会社の幅、会社情報の見やすさ、依頼数、物件種別への対応を総合して評価しています。

マンションだけを売る、大手だけに頼む、収益物件を売るなど、目的が明確な人は、総合順位より専門性を優先してください。比較内容は2026年7月25日時点の各社公開情報に基づきます。

サイト・主な仕様向いている人
1位 HOME4U
約2,500社・最大6社
初めてで迷う人
運営実績と比較のしやすさを重視
2位 LIFULL HOME’S
5,114社
会社情報を見て、連絡先を渡す相手を自分で選びたい
3位 イエウール
2,000社以上・最大6社
地方や地域密着型まで候補を広げたい
4位 SUUMO不動産売却
最大10社
マンション・戸建て・土地を多めに比較したい
5位 すまいValue
大手6社・最大6社
知名度の高い大手仲介会社だけを比べたい
6位 すまいステップ
2,200社以上・最大4社
依頼数を抑え、独自基準を満たす会社を比べたい
7位 リビンマッチ
2,100社以上・最大6社
農地・倉庫・工場など幅広い不動産を相談したい
8位 おうちクラベル
最大15社+AI査定
不動産会社の査定とAIの概算を見比べたい
9位 マンションナビ
約2,500店舗・最大9社
分譲マンションを売るか貸すかも含めて考えたい
10位 RE-Guide
900社以上・最大10社
投資用・収益物件に慣れた会社を探したい
会社数の単位は「会社」「店舗」などサービスごとに異なります。

1位:HOME4U|迷ったときの最初の1サイトに選びやすい総合型

「どこから始めればよいか分からない」という人が、はじめの1サイトにおすすめの総合型です。

運営株式会社NTTデータ・ウィズ
運営開始2001年
公表規模全国約2,500社
同時依頼数最大6社

HOME4Uは、2001年に始まった不動産一括査定サービスです。提携先は、実績を確認して選んだ大手から地域密着型まで約2,500社です(公式サイト参照)。依頼先は表示された候補から自分で選べます。

1位にした理由は、運営実績の長さ、提携会社の選び方、全国対応、最大6社という依頼数のバランスです。会社数の多さでは選んでいません。3〜4社に絞り、大手と地元会社を組み合わせると違いが見えます。

向かないケース:農地、山林、共有持分などの特殊な不動産や、対応会社が少ない地域では候補が出ないことがあります。専門サービスの併用を検討しましょう。

2位:LIFULL HOME’S|査定依頼の前に不動産会社の情報を比較できる

「よく分からない会社へ連絡先を渡したくない」という人におすすめです。

運営株式会社LIFULL
参加社数5,114社
依頼方法表示された候補から複数社を選択
主な対象マンション、戸建て、土地、投資用物件、倉庫・工場など

LIFULL HOME’Sの強みは、査定を送る前に会社の情報を見比べやすいことです。社員や店舗の写真、資格者の有無、得意分野、会社からのアドバイスなどを確認し、連絡を受けたい会社を自分で選べます。

まだ電話番号を渡したくない人向けに、メールアドレスを登録して概算を専用画面で確認する匿名査定もあります。「売るかは未定だが、まず価格帯を知りたい」という段階から使い分けやすいサイトです。

向かないケース:候補が多い地域では、会社情報を読み比べる手間がかかります。会社情報を細かく見ず、手早く候補を決めたい人には、確認項目が多く感じられるかもしれません。

3位:イエウール|地方・地域密着型の不動産会社まで候補を広げやすい

地方の家や土地で、対応できる会社を広く探したい人におすすめです。

運営株式会社Speee
公表規模全国2,000社以上
同時依頼数最大6社
主な対象マンション、戸建て、土地、収益物件など

イエウールは、全国の大手から地域密着型まで2,000社以上と提携する総合型サイトです。都市部のマンションや戸建てはもちろん、地方の家や土地でも候補を広げられます。

ただし、候補が広いことと、依頼先を広げることは別です。大手1〜2社、地元会社1〜2社など、最初から3〜4社へ絞れば、地域の買主にどう届けるかという販売方法まで落ち着いて比べられます。

向かないケース:依頼社数を増やすほど、各社からの電話やメールも増えます。連絡をできるだけ少なくしたい人は、送信前に依頼する会社を絞りましょう。

4位:SUUMO不動産売却|マンション・戸建て・土地を最大10社で比較

マンション・戸建て・土地を、比較的多くの候補から選びたい人向けです。

運営株式会社リクルート
同時依頼数最大10社
主な対象マンション、戸建て、土地
特徴会社情報や売却実績を見て依頼先を選べる

SUUMO不動産売却が扱うのは、マンション・戸建て・土地です。候補会社の情報や売却実績を見ながら、最大10社まで査定を依頼できます。

最大10社は選択肢の広さを示す数字であり、おすすめの依頼数ではありません。初めてなら3〜5社に絞り、机上査定の結果と担当者の説明を見てから、訪問査定を2〜3社へ頼みましょう。

向かないケース:主な対象はマンション・戸建て・土地です。農地、倉庫、工場、共有持分などは、物件種別に対応する専門サービスの方が候補を見つけやすい場合があります。

5位:すまいValue|大手不動産会社6社へまとめて査定依頼できる

知らない会社を避け、知名度の高い大手だけに相談したい人向けです。

参加会社小田急不動産、住友不動産ステップ、東急リバブル、野村の仲介+、三井のリハウス、三菱地所の住まいリレー
同時依頼数最大6社
主な対象マンション、戸建て、土地、一棟物件など
特徴参加する大手6社が共同運営

すまいValueは、大手6社へまとめて査定を依頼できるサービスです。各社の店舗網、購入希望者の情報、広告体制、売却サポートを比べたい人に合います。

依頼先が最初から明確なので、会社情報を一社ずつ調べる手間を抑えられます。都市部や主要エリアで、各社の販売戦略やサポート内容を比較したいときにおすすめです。

向かないケース:比較できるのは参加する6社だけです。地域によっては候補が1社しか出ないこともあります。地元会社とも比べたい場合は、総合型サイトを1つ加えましょう。

6位:すまいステップ|最大4社で営業電話や日程調整の負担を抑えやすい

一括査定は使いたいが、6社や10社とのやり取りは避けたい人向けです。

運営株式会社Speee
公表規模全国2,200社以上
同時依頼数最大4社
特徴資格や売買仲介経験などに独自基準を設定

すまいステップは、独自基準を満たす候補の中から最大4社へ依頼できるサイトです。担当者についても、宅地建物取引士の資格や売買仲介の経験といった基準を設けています(公式サイト参照)。

上限が4社なので、比較の幅は狭くなります。その分、査定書や担当者の説明を落ち着いて読み比べられる点が利点です。候補の数より、初めからある程度絞って比較したい人に合います。

向かないケース:多くの査定額を集めたい人には、最大4社が少なく感じられます。また、地域や物件条件によっては4社すべてが表示されるとは限りません。

7位:リビンマッチ|農地・倉庫・工場など幅広い物件種別の査定に対応

農地・倉庫・工場なども含め、幅広い物件を相談したい人向けです。

運営リビン・テクノロジーズ株式会社
公表規模全国2,100社以上
同時依頼数最大6社
主な対象マンション、戸建て、土地、一棟物件、農地、店舗、工場、倉庫など

リビンマッチは、一般住宅に加え、投資マンション、一棟物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地など、幅広い物件種別の査定に対応しています。自宅以外の物件を売りたいときにも候補に入ります。

ただし、対応種別が広くても、候補が多く出るとは限りません。特殊な物件は査定できる会社そのものが少なく、候補が1〜2社にとどまることがあります。その場合は一括査定の結果だけで判断せず、同種物件の取引経験がある専門会社も探しましょう。

向かないケース:一般的な分譲マンションだけを売るなら、マンション専門サイトのほうが、売却相場や賃料との比較を細かく確認できます。

8位:おうちクラベル|不動産会社の一括査定とAI査定を見比べられる

不動産会社の査定に加え、AIの概算も比較材料にしたい人向けです。

運営SREホールディングス株式会社
同時依頼数最大15社
主な対象マンション、戸建て、土地、一棟物件、その他建物
特徴一括査定の申込後にAI査定価格も確認できる

おうちクラベルは、不動産会社による一括査定とAI査定を組み合わせたサービスです。各社の査定額に加え、データから算出した概算も確認できるため、各社の査定額を見る際の補助材料になります。

最大15社まで依頼できますが、15社へ送る必要はありません。候補が豊富な地域でも3〜5社に絞り、AIの数字は「相場から大きく外れていないか」を見る参考として使いましょう。

向かないケース:AI査定は、リフォーム履歴、室内状態、眺望、接道などを十分に反映できないことがあります。実際の売出価格は、訪問査定と販売戦略を踏まえて決める必要があります。

9位:マンションナビ|分譲マンションの売却査定と賃料査定を同時に比較

マンションを「売るか、貸すか」で迷っている人におすすめです。

運営マンションリサーチ株式会社
公表規模全国約2,500店舗
同時依頼数売却査定と賃料査定を合わせて最大9社
主な対象分譲マンション

マンションナビは、分譲マンションに特化した査定サイトです。売却査定と賃料査定を同時に依頼できるため、売った場合の金額と、貸した場合の収入を並べて考えられます。

会社を比べるときは、同じマンション内や周辺の成約実績、購入希望者の有無も確認しましょう。賃料査定を見るときは、表示された家賃から管理費・修繕積立金・空室・税金を差し引き、手元に残る金額で考えます。

向かないケース:分譲マンション専門のため、戸建てや土地には使えません。複数種類の不動産をまとめて相談したい場合も、総合型サイトのほうが早く進みます。

10位:RE-Guide|投資用・収益物件の査定に慣れた会社を探せる

区分マンションや一棟物件など、収益性を踏まえた査定を受けたい人向けです。

運営株式会社ウェイブダッシュ
公表規模900社以上
同時依頼数最大10社
主な対象マンション、戸建て、土地、一棟物件、事務所・店舗など

RE-Guideは、一般住宅に加え、区分マンション、一棟マンション・アパート、事務所・店舗などにも対応する一括査定サイトです。収益物件では、賃料、稼働率、修繕、管理状況、利回りを踏まえて価格を考える必要があります。

最大10社まで依頼できますが、収益物件でも3〜5社から始めれば十分です。売却した場合の手取りだけでなく、保有を続けた場合の収支も確認すると、売るか持ち続けるかを判断しやすくなります。

向かないケース:自分や家族が住んでいる一般的なマイホームだけを売るなら、提携規模が大きい総合型サイトのほうが、候補となる会社が多く集まります。

\ 気になったら、まず1サイトから試してみる /

不動産の査定額の比べ方|高い査定価格を出した会社が高く売れるとは限らない

査定結果が届くと、最初に目へ入るのは大きな金額です。しかし、その金額がそのまま入金額になるわけではありません。査定価格・売出価格・成約価格は、決める人も決まる時点も違います。

査定価格・売出価格・成約価格の違い|査定額はそのまま売却代金にならない

査定額が、そのまま売却代金になるわけではありません。3つの価格は、次のように役割が分かれています。

価格の種類意味
査定価格不動産会社が、取引事例、物件条件、市況などから算出する売却予想の目安
売出価格査定を参考に、売主が最初に市場へ出す価格。売主の希望や販売戦略も反映される
成約価格買主との交渉を経て、売買契約で実際に決まる価格

この3つがどれだけずれるかは、会社の提案内容で変わります。同じ物件でも、売り方が違えば成約価格は変わります。

査定額の比較例|4,500万円・4,200万円・4,000万円が並んだときの見方

たとえば、同じ家について次の3つの提案が届いたとします。金額だけでなく、売却期間と販売計画が違います。

会社提示内容
A社査定4,500万円
「まず4,580万円で売り出しましょう」と提案
ただし、比較事例と価格を見直す条件の説明が少ない
B社査定4,200万円
近隣の成約事例を示し、4,380万円で売り出して、反響を見ながら3か月以内の成約を目指す
C社査定4,000万円
1〜2か月の早期売却を優先する価格として提案

A社の4,500万円が間違いとは限りません。新しい成約事例がある、物件の条件がよい、具体的な買主候補がいるなら、妥当な提案の可能性もあります。反対に、根拠が曖昧なまま高く売り出すと、反響が乏しく、数か月後に値下げすることもあります。

比べるのは、金額そのものではありません

この例で比べるべきなのは、4,500万円・4,200万円・4,000万円という数字ではなく、「何を根拠に、どの期間で、どう売るのか」です。高い査定は悪い、低い査定は誠実、と決めつけず、前提をそろえて比べましょう。

不動産査定書が届いたら最初に確認する3点|成約事例・想定期間・物件の弱点

数字を見る前に、この3か所を確認
  1. 実際の成約事例が根拠になっているか
    • 売出中の価格ではなく、いつ・どの地域で・どのような物件が売れたかを確認します。資料の枚数より、担当者が比較条件を説明できるかを見ます。
  2. 価格ごとの想定期間が書かれているか
    • 高めに試す価格、一定期間で成約を見込む価格、早期売却を優先する価格は分けて考えます。価格を見直す時期も確認します。
  3. 物件の弱点と対策に触れているか
    • 築年数、修繕状態、接道、管理状況など、不利になり得る点まで説明し、写真の見せ方や売り方を提案しているかを見ます。

不動産会社の査定内容を比べる6項目と、そのまま使える質問例

査定書が出そろったら、次の6項目を各社に同じ順で当てます。同じ質問を各社へ投げると、説明の具体性を比べやすくなります。

比較項目確認する内容
取引事例いつ・どの地域・どの物件を比べたか。売出価格だけでなく、実際の成約事例か
価格の補正駅距離、築年数、階数、方角、眺望、接道、土地形状、修繕状態をどう評価したか
想定売却期間その価格で何か月程度を想定するか。反響が弱い場合に、いつ見直すか
想定する買主自分で住む人、投資家、建売会社など、誰へ売る計画か
販売方法広告媒体、既存顧客への紹介、写真・図面、内覧対応、進捗報告の頻度
費用と手取り仲介手数料、登記、測量、解体、税金などを見込み、手元に残る金額を示しているか

媒介契約を結ぶ際、不動産会社が価格について意見を述べる場合は、その根拠を示すことが求められます。「なぜこの金額なのですか」と聞くのは失礼ではありません。会社を選ぶために必要な確認です。

不動産会社へ聞く質問例
  • この査定額に最も影響した成約事例はどれですか
  • 高めに試す価格と、3か月程度で成約を見込む価格はそれぞれいくらですか
  • 反響が弱い場合、いつ・どの条件で価格を見直しますか
  • この地域・物件種別の売却を直近で何件扱いましたか
  • どの買主層へ、どの方法で情報を届けますか
  • 売却費用を差し引くと、手取りはいくらになりそうですか

\ 査定額の差は、複数社に聞かないと見えません /

不動産一括査定サイトの使い方5ステップ|机上査定3〜4社から訪問査定2〜3社へ絞る

一括査定は、最初から依頼先を1社に決めるためのものではありません。段階ごとに情報を集め、会社を絞るために使います。

STEP
売却の目的・期限・最低手取りを整理する

「いつまでに売りたいか」「住宅ローン残高はいくらか」「最低いくら手元に残したいか」を書き出します。価格、早さ、確実性のどれを優先するかも決めます。

STEP
必要ならAI査定・匿名査定で概算をつかむ

まだ電話番号を渡したくない人は、AI査定や匿名査定で大まかな価格帯を確認します。ここで出る数字は、比較の基準をつくるための目安です。

STEP
総合型サイト1つから3〜4社へ机上査定を頼む

大手と地域密着型を組み合わせ、どの会社にも同じ物件情報と売却条件を伝えましょう。前提がそろっていないと、査定額の差が物件の評価差なのか、聞き取った情報の差なのか分かりません。連絡方法と対応できる時間も、あわせて記入します。

STEP
査定の根拠を比べ、訪問査定を2〜3社に絞る

取引事例、価格の補正、想定期間、販売方法、担当者の説明を比べます。数字だけでなく、質問に具体的に答えられるかを見ましょう。

STEP
売却方針と担当者を比べ、媒介契約先を決める

売出価格、価格の見直し条件、広告方法、報告頻度、費用を確認し、納得できる会社へ依頼します。管理できないほど多くの会社と契約する必要はありません。

2つ目の一括査定サイトを追加する目安は、最初のサイトで候補が3社未満だったときです。大手か地域密着型のどちらかしか出ない場合や、特殊な物件に対応する会社が見つからない場合も追加を検討します。

訪問査定の前に用意するとよい資料
  • 購入時の売買契約書・重要事項説明書・間取り図
  • 登記事項証明書や権利証・登記識別情報の内容が分かるもの
  • 固定資産税の納税通知書
  • リフォーム・修繕・点検の履歴
  • マンションの管理規約、長期修繕計画、管理費・修繕積立金の資料
  • 土地の測量図、境界確認書、建築確認関係書類など手元にある資料

すべて揃っていなくても査定は依頼できます。分からないことを隠さず伝え、追加で必要な資料は担当者に確認しましょう。

\ 書類が揃っていなくても依頼できます /

不動産一括査定サイトを使わない方がよいケース|買取査定・不動産鑑定との使い分け

一括査定が向かないのは、依頼できる会社が少ないときだけではありません。求めているものが「仲介で売った場合の目安」ではないときも、別の相談先の方が早く進みます。一括査定、買取査定、不動産鑑定は、それぞれ目的が異なります。

状況向いている方法
売る予定はなく、今の概算だけ知りたいAI査定や匿名査定で相場を確認する
数日〜数週間での現金化を優先したい仲介査定だけでなく、不動産会社の買取査定も比べる
共有持分・借地権・再建築不可・事故物件など権利関係や物件種別を扱う専門会社へ相談する
裁判・財産分与・相続で正式な評価書が必要不動産鑑定士へ鑑定評価を依頼する
売却の権限や共有者の同意を確認できていない所有者・共有者・相続人と方針を整理してから依頼する
周囲に知られず、水面下で売却したい秘密保持と販売方法を個別に相談できる会社を選ぶ

特に混同しやすいのが買取です。買取は仲介より早く進みやすい一方、一般には、市場で買主を探す仲介より売却価格が低くなる傾向があります。期限と手取りのどちらを優先するかを先に決め、性質の違う査定を金額だけで比べないようにしましょう。

共有不動産や相続物件で、自分が所有者本人でないときは、本人名義で申し込まないでください。代理人、共有者、相続人など、自分の立場を正確に伝えます。

\ 農地・工場・収益物件の査定にも対応 /

不動産一括査定サイトのよくある質問|費用・営業電話・依頼社数・個人情報

申し込む前に迷いやすいのは、費用、営業電話、売却の義務、依頼社数、個人情報の5点です。

不動産一括査定サイトは本当に無料ですか?

利用者が一括査定を申し込む際の費用は、原則無料です。

査定を受けただけで仲介手数料は発生しません。実際に仲介で売買契約が成立した場合は仲介手数料がかかり、物件によっては登記、測量、解体、税金などの費用も発生します。

営業電話をしつこくされないためには、どうすればよいですか?

依頼先を3〜4社に絞り、備考欄へ「まずはメール」「連絡は平日18時以降」「机上査定を希望」と具体的に書きます。

それでも電話が入ることはあるため、一度出て、今後の連絡方法を明確に伝えましょう。希望を伝えた後も繰り返される場合は、その会社を候補から外す判断材料になります。

査定を受けたら、必ず家を売らなければなりませんか?

売る義務はありません。査定は、売却するかどうか、どの会社へ頼むかを考えるための情報収集です。

査定を受けた後に売却を見送ったり、媒介契約を断ったりしても問題ありません。

査定は何社に依頼するのがよいですか?

目安は、机上査定が3〜4社、訪問査定が2〜3社です。1社だけでは価格や提案の妥当性を比べにくく、6社以上になると連絡や日程調整の負担が重くなりやすいためです。

候補が少ない地域では、無理に社数をそろえる必要はありません。

個人情報はどこまで不動産会社に伝わりますか?

申込時に選んだ不動産会社へ共有されるのは、査定と連絡に必要な氏名、電話番号、メールアドレス、物件情報などです。

具体的な範囲は、各サイトの利用規約とプライバシーポリシーに書かれています。電話番号を渡したくない段階なら、AI査定や匿名査定を選びましょう。

最も高い査定額を出した会社に任せるべきですか?

金額だけでは決められません。

比較に使った成約事例、価格の補正理由、想定売却期間、売出価格、価格を見直す条件、販売方法を確認します。高い査定に合理的な根拠があることもありますが、その金額で売れる保証はありません。

複数の一括査定サイトを併用した方がよいですか?

最初のサイトで3〜4社の候補が出るなら、原則として1サイトで足ります。2つ目が必要なのは、候補が少ない、大手か地域密着型のどちらかに偏る、特殊な物件へ対応できない、といった場合です。

同じ会社への重複依頼を避けるため、送信前に候補を見比べましょう。

不動産査定サイトは1つ選び、3〜4社の机上査定から始める

不動産査定サイトは似て見えますが、選びやすさと得意分野が違います。初めてで迷うならHOME4U、会社情報を見て選びたいならLIFULL HOME’S、地方や地域密着型まで候補を広げたいならイエウールが候補です。

大手6社だけならすまいValue、マンションの売却と賃貸を比べるならマンションナビ、収益物件ならRE-Guideという選び方もできます。

迷ったときは、この順番で進める
  • 物件と目的に合うサイトを1つ選ぶ
  • 大手と地域密着型を組み合わせ、3〜4社へ机上査定を依頼する
  • 査定額ではなく、根拠・想定期間・販売方法を比べる
  • 訪問査定を2〜3社に絞る
  • 担当者の説明と対応まで見て、売却を任せる会社を決める

最初に手が止まった電話番号の入力欄も、送信先を3〜4社へ絞り、連絡方法を先に伝えると意味が変わります。

渡す相手と受け取り方を自分で決めたうえでの入力になるからです。査定は、売るかどうかを決める前に材料を集める段階です。最初から正解の1社を当てようとせず、無理なく対応できる3〜4社から比べてください。

査定書が届けば、家の価格帯だけでなく、売却までの期間や必要な準備も見えてきます。説明に納得できる会社だけを残し、自分のペースで進めましょう。

\ 査定は無料。売却の義務はありません /

出典・参考資料

サービスの参加会社数、同時依頼数、対応物件、機能は、2026年8月6日時点で確認した公開情報をもとにしています。内容は変更されることがあるため、申込前に各公式サイトで最新の条件をご確認ください。

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