MENU

不動産の即時買取とは?流れ・メリット・買取保証との違いを解説

この記事で解決できるお悩み
  • 不動産の即時買取の流れと期間の目安が知りたい
  • 即時買取・買取保証・仲介の違いがわからない
  • 即時買取を利用するべきケースと注意点を知りたい

不動産売却では、「できるだけ高く売ること」だけでなく、「いつまでに現金化できるか」も重要だ。

転勤・相続・離婚・住み替え・ローン返済など、期限が決まっている場合は、買主を探す仲介売却よりも、不動産会社が直接買い取る「即時買取」が向いていることがある。

ただし、即時買取はスピーディーに売却しやすい一方で、買取価格は仲介売却より低くなりやすい。価格よりもスピードや確実性を優先できるかを、事前に確認しておくことが大切だ。

本記事では、不動産の即時買取の流れ、買取保証との違い、メリット・デメリット、利用前に確認したい注意点を解説する。

\全国認知度・今後利用したい不動産査定サイト6年連続NO.1

※2025年9月19日-23日 株式会社マーケティングアンドアソシェイツ実施調査より

目次

不動産の即時買取とは?買取保証・仲介との違いを整理

不動産の売却方法は、大きく分けると「仲介」と「買取」がある。

仲介は、不動産会社に買主探しを依頼し、見つかった買主へ売却する方法だ。一方、買取は不動産会社が買主となり、売主から直接不動産を買い取る方法である。

さらに、不動産買取には「即時買取」と「買取保証」がある。まずは、それぞれの違いを整理しておこう。

即時買取とは|不動産会社に直接売る方法

不動産の即時買取とは、売りたい不動産を不動産会社に直接買い取ってもらう方法だ。

一般の買主を探す必要がないため、条件が合えば、査定から契約・決済までを1週間〜1か月程度で進められるケースがある。ただし、実際の期間は物件調査、必要書類、住宅ローン残債、抵当権抹消の段取りなどによって変わる。

不動産を早く手放したい人や、売却期限が決まっている人にとって、即時買取は有力な選択肢になる。

即時買取の基本的な流れ
  1. 不動産会社に買取査定を依頼する
  2. 買取価格・入金時期・引き渡し条件を確認する
  3. 不動産会社と売買契約を結ぶ
  4. 決済後に不動産を引き渡す

即時買取は流れがシンプルで、広告掲載や買主候補の内覧対応を省きやすい。販売活動に時間をかけずに進めたい人に向いている。

即時買取・買取保証・仲介の違い|期限と価格で選ぶ

即時買取、買取保証、仲介は、買主・売却期間・売却価格の考え方が異なる。違いを簡単に整理すると、以下のとおりだ。

スクロールできます
売却方法買主売却スピード売却価格の目安向いている人
即時買取不動産会社早い仲介より低くなりやすい期限までに売りたい人
販売活動を避けたい人
買取保証一般の買主
または不動産会社
中間仲介で売れれば高く売れる可能性がある一定期間は高値を狙いたい人
住み替え期限がある人
仲介個人・法人など時間がかかりやすい相場に近い価格を狙いやすい売却価格を重視する人
売却期限に余裕がある人

買取保証は、一定期間は仲介で買主を探し、期日までに売れなければ不動産会社が買い取る仕組みだ。

仲介で売れれば相場に近い価格を狙える一方で、広告掲載や内覧対応などの販売活動は必要になる。また、保証価格は仲介で売る価格より低くなるのが一般的だ。

そのため、即時買取と買取保証のどちらが正解というわけではない。売却期限、希望価格、内覧対応の可否、周囲に知られたくないかなどをもとに選ぶ必要がある。

ケース別の選び方は、次章の「即時買取と買取保証はどちらがおすすめ?6つのケースで判断」で解説する。

即時買取のメリット・デメリット|早さと価格の低さを比較

即時買取には、売却までのスピードや手間の少なさというメリットがある。一方で、買取価格が低くなりやすい点には注意が必要だ。

即時買取のメリット

  • 不動産を早く現金化しやすい
  • 販売活動や内覧対応の負担を減らせる
  • 売却時の仲介手数料がかからない

メリット1. 不動産を早く現金化しやすい

即時買取の大きなメリットは、不動産を早く現金化しやすいことだ。

仲介売却では、買主を探してから売買契約を結ぶ必要がある。2025年の首都圏における「登録から成約に至る日数」は、中古マンション82.5日、中古戸建住宅100.9日、土地89.8日だった。

これは売り出し登録から成約までの日数であり、査定準備や媒介契約、売買契約後の決済・引き渡し期間を含めると、さらに余裕が必要になる。

一方、即時買取は不動産会社が買主となるため、条件がまとまれば短期間で売買契約・決済まで進めやすい。相続税の納付、住み替え資金、ローン返済など、期限がある人にとっては使いやすい売却方法だ。

メリット2. 販売活動や内覧対応の負担を減らせる

即時買取の2つめのメリットは、販売活動の負担を減らせることだ。

仲介売却では、店頭・インターネット上の広告掲載、買主候補への内覧対応、価格交渉などが発生する。居住中の家を売る場合は、内覧前の掃除や日程調整も負担になりやすい。

即時買取では、不動産会社との査定・条件交渉が中心になるため、一般の買主向けに広告を出したり、何度も内覧対応をしたりする必要が少ない。

「生活空間を何度も見られたくない」「休日に内覧対応をしたくない」という人にとって、手間を抑えられる点は大きなメリットだ。

メリット3. 売却時の仲介手数料がかからない

即時買取は、不動産会社が直接買主になる売却方法だ。そのため、仲介会社に買主探しを依頼する場合の仲介手数料は発生しない。

売買の仲介手数料には、法律に基づく上限がある。主な速算式は以下のとおりだ。

不動産売買の仲介手数料の上限

スクロールできます
売買価格仲介手数料の上限
200万円以下売買価格×5%+消費税
200万円超〜400万円以下売買価格×4%+2万円+消費税
400万円超売買価格×3%+6万円+消費税
※価格800万円以下の低廉な空家等は、33万円(税込)を上限とする特例が適用される場合がある

たとえば、不動産を5,000万円で売却した場合、仲介手数料の上限は「171万6,000円(税込)」になる。

ただし、即時買取は仲介手数料がかからない代わりに、買取価格そのものが低くなりやすい。手数料の有無だけで判断せず、最終的な手取り額で比較することが大切だ。

即時買取のデメリット

  • 買取価格は仲介売却より低くなりやすい
  • 不動産会社によって買取条件がある

デメリット1. 買取価格は仲介売却より低くなりやすい

即時買取の最大のデメリットは、買取価格が仲介売却より低くなりやすいことだ。

不動産会社は、買い取った物件をリフォーム・リノベーション・解体・再販することが多い。再販にかかる費用や事業上の利益を見込むため、仲介売却の相場より低い価格が提示されやすい。

目安としては、仲介売却相場の7〜8割程度になるケースが多い。たとえば、仲介売却の相場が5,000万円の不動産なら3,500万〜4,000万円、3,000万円の不動産なら2,100万〜2,400万円が目安になる。

ただし、これはあくまで目安だ。立地、築年数、建物状態、再販しやすさ、地域の需要、不動産会社の得意分野によって実際の買取価格は変わる。

不動産を高く売ることを最優先するなら、即時買取だけでなく、仲介売却や買取保証も比較した方がよい。

デメリット2. 不動産会社によって買取条件がある

即時買取に対応している不動産会社でも、すべての物件を買い取れるわけではない

不動産会社は、買い取った不動産を再販して利益を得る。そのため、再販しやすい物件か、リフォームや活用によって価値を高められる物件かを重視する。

たとえば、再建築不可、法令上の制限が強い、需要が極端に少ないエリア、権利関係が複雑な物件などは、買取を断られる可能性がある。

一方で、築古や室内状態が悪い物件でも、リフォーム再販を得意とする会社なら買い取れる場合がある。自分だけで判断せず、複数社に相談して可否と価格を確認しよう。

\全国認知度・今後利用したい不動産査定サイト6年連続NO.1

※2025年9月19日-23日 株式会社マーケティングアンドアソシェイツ実施調査より

即時買取と買取保証はどちらがおすすめ?6つのケースで判断

即時買取と買取保証のどちらが合うかは、売主の希望によって変わる。

価格よりスピードを重視するなら即時買取、一定期間は高値を狙いたいなら買取保証が向いている。ここでは、具体的なケースごとに判断基準を解説する。

  • 即時買取が向いている人:1か月以内に売りたい、内覧対応を避けたい、周囲に知られたくない
  • 買取保証が向いている人:数か月の余裕があり、期限内に売れなければ買取でもよい

少しでも早く不動産を売りたい人は即時買取

転勤、相続、離婚、資金需要などで売却期限が迫っている場合は、即時買取が向いている。

仲介売却では、買主が見つかるまでの期間を読みにくい。売り出し後すぐに成約することもあるが、条件によっては数か月以上かかることもある。

次のようなケースでは、数か月待つより、買取価格が低くなっても早く現金化する方が現実的な場合がある。

  • 転勤や家族構成の変化で、すぐに引っ越す必要がある
  • 相続した不動産を売却して、納税資金や分割資金を用意したい
  • 空き家の管理費や固定資産税の負担を早く減らしたい

ただし、実際に何日で入金されるかは不動産会社によって異なる。査定時に「契約日」「決済日」「引き渡し日」を必ず確認しよう。

即時買取よりも高く売りたい人は買取保証

売却期限に数か月の余裕があり、できるだけ高く売りたい人には買取保証が向いている。

買取保証では、まず仲介で一般の買主を探す。期日までに売れれば、即時買取より高い価格で売れる可能性がある。

一方で、期日までに売れなかった場合は、不動産会社があらかじめ決めた保証価格で買い取る。保証価格は仲介の売り出し価格より低くなるのが一般的だ。

「すぐに売らなくてもよいが、最終期限は決まっている」という人は、即時買取だけでなく買取保証も比較してみよう。

売却にかかる手間を減らしたい人は即時買取

内覧対応や広告掲載など、売却活動の手間を減らしたい人には即時買取が向いている。

仲介売却や買取保証では、買主を探すための販売活動が必要になる。居住中の家を売る場合、内覧のたびに掃除や片付け、スケジュール調整が発生しやすい。

即時買取なら、不動産会社による査定と条件確認が中心になるため、一般の買主を何度も案内する必要が少ない。

仕事や家庭の都合で内覧対応が難しい人、生活空間を見られることに抵抗がある人は、即時買取を検討するとよい。

新居への住み替えまでに売りたい人は買取保証も検討

新居への住み替え期限が決まっている場合は、残り期間によって選び方が変わる。

住み替えまで1か月程度しかない場合は、即時買取の方が現実的だ。一方、3か月以上の余裕があるなら、買取保証で仲介売却を試す選択肢もある。

仲介で売れれば、即時買取より手元に残る金額が増える可能性がある。売れなかった場合でも、期日に合わせて不動産会社に買い取ってもらえるため、住み替え計画を立てやすい。

ただし、買取保証の保証価格、保証期間、対象物件の条件は不動産会社によって異なる。契約前に必ず確認しておこう。

仲介手数料だけで判断せず手取り額で比較する

即時買取は仲介手数料がかからないため、一見すると費用を抑えられるように見える。

しかし、買取価格が仲介売却より大きく下がる場合、仲介手数料がかからないメリットよりも、売却価格の差の方が大きくなることがある。

たとえば、5,000万円で仲介売却できる物件を、即時買取で4,000万円で売る場合、仲介手数料の上限171万6,000円(税込)を差し引いても、仲介売却の方が手取り額は多くなる可能性が高い。

仲介手数料の有無だけで決めず、「売却価格」「手数料」「税金」「測量費」「残置物処分費」などを含めた手取り額で比較しよう。

周囲に知られずに売りたい人は即時買取が向いている

近隣や知人に売却を知られたくない人にも、即時買取は向いている。

仲介売却や買取保証では、広告掲載や内覧対応を行うため、周囲に売却を知られる可能性がある。広告を控えて販売する方法もあるが、買主候補を広く集めにくくなるため、売却期間が長引く場合がある。

即時買取は、売主と不動産会社のやり取りが中心だ。査定のために担当者が訪問することはあるが、一般公開の販売活動を避けやすい。

売却理由を知られたくない場合や、近隣に売り出し情報を出したくない場合は、査定時に「周囲に知られたくない」と伝えておこう。

\全国認知度・今後利用したい不動産査定サイト6年連続NO.1

※2025年9月19日-23日 株式会社マーケティングアンドアソシェイツ実施調査より

不動産の即時買取を進めるときの注意点

即時買取は便利な売却方法だが、事前に確認しておきたい注意点がある。

特に、対応会社の有無、買取可否、ローン残債、査定比較の4点は、売却後の後悔を防ぐために重要だ。

即時買取に対応している不動産会社は限られる

日本には多くの宅地建物取引業者がある。国土交通省によると、令和6年度末(令和7年3月末)時点の宅地建物取引業者数は132,291業者だ。

ただし、すべての不動産会社が即時買取に対応しているわけではない。

不動産を買い取るには、仕入れ資金、再販ノウハウ、リフォーム体制、販売ルートが必要になる。そのため、仲介を中心にしている会社では買取に対応していない場合がある。

また、大手だから必ず即時買取できるわけでも、地域密着型だから対応できないわけでもない。買取対象エリアや得意な物件種別は会社によって異なるため、複数社に確認しよう。

不動産を買い取ってもらえない可能性がある

即時買取に対応している会社でも、すべての物件を買い取れるわけではない。

不動産会社は再販できるかどうかを見て買取可否を判断する。建物の劣化が大きい、再建築が難しい、法令上の制限がある、需要が少ないエリアにあるなどの場合は、買取が難しくなることがある。

とはいえ、「古い」「立地が悪い」と感じる物件でも、買取会社によっては対応できる場合がある。リフォーム再販、賃貸活用、土地活用など、会社ごとに得意分野が異なるためだ。

1社に断られても、別の会社では買い取れる可能性がある。買取可否を判断するためにも、複数社へ相談しよう。

ローン残債がある場合は完済と抵当権抹消の段取りを確認する

住宅ローンが残っている不動産でも、売却自体は検討できる。ただし、売却代金や自己資金でローンを完済し、抵当権を抹消する段取りが必要になる。

買取価格がローン残債を下回る場合、自己資金を用意する必要がある。自己資金で不足分を補えない場合は、金融機関への相談や任意売却の検討が必要になることもある。

ローン残債がある人は、査定前に次の3つを確認しておこう。

  • 現在のローン残債
  • 一括返済に必要な手続きと手数料
  • 抵当権抹消に必要な書類と手続きの期間

急ぎで売りたい場合ほど、金融機関への確認を早めに進めることが大切だ。

査定は複数社に依頼し、価格以外の条件も比べる

即時買取では、複数の不動産会社に査定を依頼することが重要だ。

1社だけの査定では、提示された買取価格が妥当か判断しにくい。最低でも3社程度に相談し、買取価格の目安を把握しよう。

また、即時買取では価格だけでなく、以下の条件も比較したい。

  • 入金までの日数
  • 引き渡し日の調整可否
  • 残置物の処分費用を誰が負担するか
  • 測量・解体・修繕の費用負担
  • 契約不適合責任の扱い
  • 契約後に価格が変わる可能性や解除条件

高い査定額を提示されても、契約直前に価格を下げられたり、費用負担が増えたりすると手取り額が減る。査定額の根拠と契約条件を確認した上で、売却先を決めよう。

\全国認知度・今後利用したい不動産査定サイト6年連続NO.1

※2025年9月19日-23日 株式会社マーケティングアンドアソシェイツ実施調査より

不動産の即時買取は複数社査定で価格と条件を比べる

不動産一括査定サイト3社を比較する表

即時買取を検討するなら、まずは複数の不動産会社に査定を依頼しよう。

複数社の査定を比較することで、買取価格の目安がわかり、売却期限や引き渡し条件に合う会社を見つけやすくなる。

一括査定サイトを使う場合は、備考欄に「買取希望」「希望する売却期限」「ローン残債の有無」「残置物の有無」を書いておくと、買取対応できる会社とやり取りしやすい。

以下では、不動産売却の査定依頼に使える一括査定サイトを3つ紹介する。いずれも最大6社への査定依頼に対応しているが、実際に依頼できる会社数はエリアや物件条件によって変わる。

比較候補1|リビンマッチ

リビンマッチの不動産一括査定サービス紹介画像

リビンマッチは、不動産売却や不動産買取などに対応している一括査定サービスだ。

売却査定では、最大6社の不動産会社に一括で査定・相談を依頼できる。公式サイトでは、全国約1,700社以上の不動産会社の中から比較できると案内されている。

即時買取を検討している場合は、申し込み時に「買取希望」と明記し、売却したい時期も伝えておくとよい。対応エリアや物件種別に合う会社から連絡を受けやすくなる。

\全国認知度・今後利用したい不動産査定サイト6年連続NO.1

※2025年9月19日-23日 株式会社マーケティングアンドアソシェイツ実施調査より

比較候補2|HOME4U

HOME4Uの不動産一括査定サービス紹介画像

HOME4Uは、株式会社NTTデータ・ウィズが運営する不動産売却一括査定サイトだ。

大手不動産会社から地域密着型の会社まで、全国約2,500社の不動産会社から最大6社へ査定依頼できると案内されている。

また、公式サイトではユーザーサポートセンターの電話窓口も案内されている。インターネットでの査定依頼に不安がある人は、サポート体制も確認しておこう。

比較候補3|イエウール

イエウールの不動産一括査定サービス紹介画像

イエウールは、株式会社Speeeが運営する不動産売却査定サイトだ。

公式サイトでは、2,000社以上の不動産会社の中から物件種別やエリアに合わせて最大6社に査定依頼できると案内されている。

家査定シミュレーションも利用できるが、シミュレーション結果はあくまで概算だ。即時買取を進める場合は、実際に不動産会社へ買取査定を依頼し、価格と条件を確認しよう。

\月間利用者数33突破!最大6社と比較できる/

※2025年1月現在「不動産の一括査定サイトに関するランキング調査」より
(株)東京商工リサーチ調べ

即時買取は価格よりスピードと確実性を重視する売却方法

本記事では、不動産の即時買取について、流れや買取保証との違い、メリット・デメリット、注意点を解説した。内容をまとめると以下のとおりだ。

  • 即時買取とは、不動産会社に不動産を直接買い取ってもらう方法
  • 条件が合えば、仲介売却より短期間で現金化しやすい
  • 販売活動や内覧対応の手間を減らしやすい
  • 買取価格は仲介売却相場の7〜8割程度が目安になることが多い
  • 価格を重視するなら、買取保証や仲介売却も比較した方がよい
  • 即時買取では、最低でも3社程度の査定を比較し、価格と条件を確認することが大切

即時買取は、価格よりもスピード・確実性・手間の少なさを重視する人に向いている。

一方で、買取価格は仲介売却より低くなりやすい。売却後に後悔しないためには、複数社から査定を取り、買取価格だけでなく入金時期や費用負担、契約条件まで比較することが重要だ。

まずは自分の売却期限と希望価格を整理し、即時買取・買取保証・仲介のどれが合うかを検討しよう。

\全国認知度・今後利用したい不動産査定サイト6年連続NO.1

※2025年9月19日-23日 株式会社マーケティングアンドアソシェイツ実施調査より

不動産の即時買取に関するよくある質問

不動産即時買取の価格はどのくらい下がる?

一般的には、仲介売却相場の7〜8割程度が目安になることが多い。

たとえば、仲介売却の相場が5,000万円の不動産なら、即時買取では3,500万〜4,000万円ほどが目安になる。ただし、実際の買取価格は立地・築年数・建物状態・再販しやすさ・不動産会社の方針によって異なる。

ローン残債がある場合でも即時買取なら売却できる?

売却自体は検討できるが、原則として売却代金や自己資金でローンを完済し、抵当権を抹消する段取りが必要になる。

買取価格がローン残債を下回る場合は、不足分を自己資金で補う必要がある。自己資金で対応できない場合は、金融機関への相談や任意売却の検討が必要になることもあるため、早めに確認しよう。

買取保証と即時買取、どちらが有利?

売却期限と希望価格によって異なる。

1か月以内など短期間で売りたい場合は即時買取が向いている。数か月の余裕があり、できるだけ高く売りたい場合は、まず仲介で売り出せる買取保証を検討するとよい。ただし、買取保証でも売れなかった場合の保証価格は仲介売却価格より低くなるのが一般的だ。

即時買取で入金はいつされる?

条件が整えば、売買契約から1週間〜1か月程度で入金されるケースがある。

ただし、物件調査、必要書類、住宅ローンの一括返済、抵当権抹消、相続登記などがある場合は時間がかかる。査定時に「最短の決済日」と「入金予定日」を確認しておこう。

どんな物件でも即時買取は可能?

どんな物件でも即時買取できるわけではない。

不動産会社は、再販できるか、活用できるか、法令上の問題がないかなどを確認して買取可否を判断する。再建築不可、権利関係が複雑、需要が少ないエリアなどの物件は断られることがある。一方で、築古や状態の悪い物件でも対応できる会社はあるため、複数社に相談しよう。

\全国認知度・今後利用したい不動産査定サイト6年連続NO.1

※2025年9月19日-23日 株式会社マーケティングアンドアソシェイツ実施調査より

出典

国土交通省「<消費者の皆様向け>不動産取引に関するお知らせ」
国土交通省「令和6年度宅地建物取引業法の施行状況調査結果について」(公開日:2025年10月3日)
公益財団法人東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向(2025年)」
不動産売却HOME4U「不動産買取相場は仲介の市場価格の7~8割が目安!買取のメリットと高く売るコツ」(更新日:2026年3月3日)
不動産売却HOME4U「不動産買取のデメリットは3つ!メリットやリスク回避、適切な売却方法まで解説」(更新日:2026年3月3日)
法務局「住宅ローン等を完済した方へ(抵当権の登記の抹消手続のご案内)」(更新日:2024年4月24日)
リビンマッチ「不動産売却 の一括査定」
リビン・テクノロジーズ株式会社「『リビンマッチ』が全国認知度・今後利用したい不動産査定サイト 6年連続No.1に輝きました!」(公開日:2025年10月9日)
不動産売却HOME4U「不動産一括査定・不動産売却ならHOME4U」
イエウール「不動産査定ならイエウール!完全無料で不動産会社に一括査定依頼」

目次